働きたくても働けない。フリーランス保活難民まっしぐら。

【働きたくても働けない。フリーランス保活難民まっしぐら。】

困ったことになった。

働けない。働きたくても、働きようがない。

妊娠して出産して子育てして、フリーランスとしての仕事は結局できていない。

働きたいのだが、働けない。

子供の預け先がないのである。

自営だと点数が低くて保育所に入れない。だから働けない。だから保育所に入れない。

ああ、、、無限ループ。

制度のひずみにハマってしまった感がある。

自営・フリーランスになって分かったこと、それは乳飲み子を育てるにはあまりにも不利だということだ。

この国の制度は今、共働き正社員を前提にできている。

役所に相談したら、「お子さんが寝ている間に仕事できますね」と言われて門前払いとなった。

悲しいことだが、いまの日本は正社員でない人が子育てするには著しく不利である。

せっかく会社というしがらみから離れて、好きに仕事できると思ったのに!

実家も遠い、ベビーシッターもいない。

田舎暮らしは自然に囲まれていて楽しいが、乳飲み子を育てるにはデメリットが多い。

育休も産休もない。ひたすら無収入が続くということは、「お金のブロック」が強い私には、正直とても心臓に悪い。

好きな仕事をして稼いでいるということは、私のアイデンティティの一部であった。

お金が稼げない。あまりに張り合いのない生活。

旦那さんの稼ぎをあてにするしかないのだ。

あなた行ってらっしゃい。私たちのために頑張ってきて♡

と見送るということだ。

「逃げ恥」のように、家事育児労働代を旦那さんに請求したいが、

旦那さんの稼ぎで支払うことは難しい。

自立を手放せということなのか。

育児に価値を見出して、ひたすら集中しろということなのか。

専業主婦道を極めよということなのか。

2021年、私は何者になるのだろうか。

今年1年を月ごとに振り返る

こんにちは、テツコハナヤマです。

大晦日なので、今年1年をざっくりと月ごとに振り返ってみました。

【1月】
フリーランスとして華々しく船出するも、
10日ごろからつわりでほとんど食べられなくなる。

【2月】
つわり悪化。一時、寝たきりに。
目がちらつき、パソコンやスマホがいじれない。
仕事もほとんどキャンセル。

【3月】
つわりで寝たきり。この頃には何もできなくなる。
コロナ疑惑の風邪。減圧室で防護服で診察を受ける。

【4月】
食べ物のつわりは終わり、何でも食べられるように。体重増加。
引き続き、においのつわりは続く。目の不調、倦怠感が続く。
島から都内へ行き来できなくなる。

【5月】
一時、カウンセリングを再開する。
目の不調で本も読めずテレビも見られないので、とにかく散歩する。
においのつわりがなくなってきて、料理にはまる。

【6月】
とにかく散歩する。料理する。
深夜に睡眠が浅くて眠れない日々が続く。

【7月】
里帰りのため都内へ。
実家の居心地が悪くなりホテルへ。
2波到来、コロナにおびえながら過ごす。

【8月】
院内コロナ発生で立ち合いも面会も禁止の中、無事に出産。
スパルタ母乳指導に、産後わずか3日で音を上げる。混合へ。
両親の育児力はんぱない。実家のありがたさを痛感。

【9月】
里帰りを終え、島に帰る。
3カ月空けた家の中がカビだらけ。
育児に慣れない旦那にキレまくる。

【10月】
緊張感の中、バリバリにワンオペ育児する。
睡眠不足でフラフラ。
コロナ禍で、ママ友ができない。

【11月】
お互い疲れがたまって、夫婦間の衝突が絶えない。
産後ドゥーラが偶然見つかり、週1回家事を手伝ってもらう。
お弟子仲間のカウンセリングを受け始める。

【12月】
感情の浮き沈みをコントロールできない。
旦那にキレまくった挙句、旦那にキレ返される。別居も検討する。
腰痛、アレルギー発症で、旦那に育休を要請。
各方面にSOSを発する。

*****

この1年を振り返ると、コロナ禍の妊娠、出産、子育てをよく乗り切ったなあと思いました。

一方、仕事やカウンセリング関係の皆様には返信が滞り、本当にご迷惑をおかけしました。

仕事や書き物、ブログ更新などアウトプットがほとんどできなかったのは辛いことでしたが、今はそんなことしている場合じゃない、子供に集中せよと、神様に言われたような気がしました。

コロナ禍の育児、本当に孤独です。

もちろん、授かった子供はもちろん可愛くて仕方ないですけれど、それは置いておいて。

私は普段は病気の予防や健康管理にはルーズなタイプです。

気にしたってしゃーない、病気にかかる時はかかる。それより好きなもの食べて運動して免疫高めとけばいいでしょ?ぐらいのノリでした。

が、今回ばかりは「正体がよく分からないウイルスから赤ん坊を守らなきゃ!」という緊張感がハンパない。母親としての防衛本能が発動しているのでしょうか。

そして親兄弟、親戚、友人にも会えず、ママ友もできずらい。行政のサポートもほとんどありません。話す場所、人とつながれる場所がない。

私のように日本中で孤独に育児している人たちが大勢いるんだろうな。来年は、そうした方々とつながりを持ちたいなと思います。

私の爆発を受け止めて、いつも前向きに進化してくれる旦那さんには本当に感謝です。ありがとう、ありがとう! 大晦日にはきちんと言葉で感謝を伝えよう。

今も産後クライシスで家庭内はゴタゴタですが、来年は家族も自分も心地よく暮らせるようにしたいな。爆発の回数を減らす方法を考えます。

皆様もよいお年をお迎えください。

「私は自由」と唱えたら、子供がかわいいと思える瞬間が確実に増えた。

「私は自由」。

そう口に出してから、だいぶ気分が変わった。

忙しい状況は変わっていないのに、不思議だ。

ふと手を止めて姫の顔をじっと見ながら、「あら、かわいい♡」と思う瞬間が確実に増えた。

育児の合間に無理に色々とやろうとしないで、ゴロンと横になれるようにもなった。

家事や雑務が進まなくても、「まあ、姫が1日無事に生き抜いてくれればオッケー」と思えるようになってきた。

この心の余裕は、どこから来ているのだろう。

自由になるのも、ならないのも、自分次第。選択権は自分が握っている、と思えたからだろうか。

いつもの執着と手放しの原理だ。

からくりはたぶん、こうだ。

今までは、「自由でありたい」「自分の時間が欲しい」と必死に自由に執着していた。

執着は選択肢がない状態、おそれの気持ちから生じる。

私の場合は「自分の時間が奪われる」というおそれの気持ちだった。

でも、執着を、前向きなこだわりに変えてみる。

「育児をしながら、自分らしい時間を持つ」という前向きなこだわりへ。

すると、

「今の不自由という状況は自分で選んでいる。

もっとも赤ん坊を育てているんだから、しゃーない面もある。

ただ、いざとなったら知恵と工夫次第で、いつでも私は自由になれる。

選択権は自分にある」

と思うようになる。

前向きなこだわりは、ワクワクするエネルギーを作る。

そうすると、自分が余裕を持つことに対して、色々な手を思いつくようになる。

家事は外注したっていい。料理は手を抜いたっていい。

食費気にせず、お惣菜に頼ってもいい。(島のお惣菜は本土の2倍する)

ブログや日記は全然書けなくてもいい。

おふろに入れなくてもいい。(そりゃ、入りたいけど)

きつかったら、遠方の実家に戻ればいい。(親との仲はおいといて、育児は頭数が多い方がいい)

とにかく誰かに頼ればいい。産後ドゥーラとかベビーシッター。

旦那さんを育成する、とか。

コーヒーもガバガバ飲まなきゃ大丈夫。飲んじゃえ、飲んじゃえ。

さらに、罪悪感やもろもろの思いに縛られていたのだとも気づいた。

子供をかわいいと、いつも思っていない自分にイライラする。

母親なのに、のんびりしていたら、忙しい人たちに申し訳ない。

元祖ワンオペの母親と同じ気持ちを味わいたい。

世の中には、不妊治療に励んでいる人たちもいる。私はスムーズに授かったんだから、たかが育児で文句を言うべきではない。

産む病院でコロナ患者が出たと知ってストレスマックスだった時、「この子だけは無事に産みたい。後の願いはどうなっても構わない」と思ったくせに、不自由なことに対して愚痴をいうべきではない。
(ただ、こう思ったことは、一生心に刻んでおきたい)

などなど……

ブログを読んだ人から、「自分なりの新しいお母さん像を作っている」とのメッセージもいただいた。

私は心に余裕を持って、子供と接したい。

ワンオペ・ヒステリー母を反面教師に、どうしたら自分らしく余裕を持てるか、これからも思考錯誤していく。

不自由を楽しみながら、自分の時間を作りつつ、育児をしたい。

それが私の願いだ。

母になっても「私は自由」。久しぶりの海辺で瞑想から得た言葉。

里帰り先から帰って、旦那さんと二人だけの育児が始まった。

旦那さんは子供の扱いがまだよく分かっておらず、実質ワンオペ状態。

3カ月留守にした家の中はちっとも片付いておらず、ゼロからというよりも、マイナスからのスタート。

やる事が山積みで、育児の合間にひたすらタスクをこなす仕事モード。

ああ、やらなきゃ、やらなきゃ、やらなきゃ……やることが、たくさん!

いつまでたっても終わらない。

子供との時間を楽しむ余裕は正直ない。睡眠不足で常にけだるい。

赤ちゃんが泣いたりぐずったりすると、イライラしてしまう。

そして旦那さんにもあたってしまう。

そんな自分まで嫌になってしまう。

最初の1週間で、家族水入らずの生活は行き詰ってしまった。

旦那さんに子供を見てもらっている最中、衝動的に海辺へと車を走らせた。

妊娠中にはよく散歩、瞑想をして、たくさんのインスピレーションを得た場所。

夕闇は海と空の狭間に美しいグラデーションを作り、漁火がチラチラと輝いていた。

こんなに大自然に身を浸すのは、何カ月ぶりだろう!

久しぶりにほんの数分、自然に身を委ねて、呼吸してみた。

そうして、ふと湧いてきた言葉。

「自由」

「私は自由」

母になると、不自由になる。

夫は協力してれず、妻にばかり負担がのしかかって、イライラし続ける。

自分ばかりが我慢して、自己犠牲ばかり。

私は以前から母になることについて、そんな観念、思い込みを持っている。

私の母は元祖ワンオペ・ワーキングマザー。

いつも余裕がなくイライラしていて、ノロい私は日常的に容赦ない鉄拳、罵声をくらっていた。

こんな経験から、私は子供が欲しいと思うと同時に、子供を持つことが恐怖だった。

子供を産むまでは、この思い込みとの格闘の日々だった。

そうして、母の姿をコピーしたように、私は今、イライラして、夫にあたりまくっている。

でも、母になったら、不自由になる。

本当にそうなのだろうか。

いや、人間、どこで何をしていても、心は自由なはずなのだ。

自由でないのは、自分が自分で自由をなくしているのだ。

根本さんが常々説いているように、欲しいものは両方手に入れていい。
https://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/35601

母であることも、自由であることも。

誰にもしばられない。

「私は自由」

そうつぶやいてみたら、心がほおっと溶けるように、軽くなった。

「私は自由」

「私は自由」

母になっても、育児で大変でも、私は誰にも縛られず、自由である。

もちろん、育児は大変な仕事だ。時間もお金も心の余裕もなくなる(ように思える)。

日本のお母さんには、えげつないくらいの理想と負担と責任がのしかかる(ように思える)。

でも、「育児をしながらでも、私の心は自由」

そう感じる方法は、必ずあるはずだ。

帰り道、にゃんこがたくさん寄ってきた。

うち一匹に、我が子の面影を感じた。

さてさて、おうちに戻ろう。

出産から1カ月余り。「可愛い」と思うハードルの高さ。ものすごいスピードで1日が終わる。

出産から1カ月がたちました。

正直、睡眠とご飯、おふろの時間を確保するのに精いっぱい。
(おふろはうっかりすると入り忘れます)

覚悟はしていたものの、予想以上に自分の時間が取れません。

ママになっても、自分の時間は何とか確保する!と密かに誓っていたのに…。

ストレス発散になるので、せめてブログを書く時間だけでも確保したい。

いや、もう時間をコントロールしようとしないほうがいいのか。

子供のペースに身を委ねて、自分の時間が欲しいという思いを手放した方がいいのか。

心は揺れています。

子育て経験のある方、何かアドバイスがあったら、お願いします。

授乳とオムツ交換、泣いてあやしてを繰り返しているうちに、

毎日があっという間に終わっていく。

とにかく1日が過ぎるのが早い!

朝起きて、気がつけば夜になっている。

浦島太郎になったのか、時間軸が狂ったのか、というくらい、とんでもないスピードで毎日が過ぎていく。

お世話が義務的に、仕事のようになって「やらなきゃ、やらなきゃ」で頭がいっぱい。

「早く寝てくれないかな」「早くミルク飲み終わってくれないかな」「早く泣き止まないかな」

ああ、早く!早く!早く!

追い立てられるように、疲れた身体にムチ打って、作業をこなしていく感じ。

タイミング悪く泣き始めると、舌打ちして、「ちっ!このウ〇コ垂れ蔵め!」と悪態ついたり。

赤ちゃんとの時間って、もっと甘くてほわほわした幸せの時間だと思っていたのになあ。

そんな甘くてやわらかい時間は、自分に心の余裕があって、しかも意図しないと、なかなか確保できない。

周りの子育て中のお母さんに聞いても、時間の感覚はだいたいこんなものみたい。

「育児が楽しい。子供が素直にかわいいと思えたのは、ずいぶん時間がたってから」

そんな話をしてくれたママさんが何人もいた。

もちろん、我が子を「かわいい」と思わない母親はいない。

けれど、心に余裕を持って「かわいい」と思えるのに、そんなハードルがあることだなんて!

出産前には知らなかったよ!

ていうか、そんな育児嫌だよ―! 殺伐としてばかりの育児なんて嫌だー!

20代の体力はないけれど、年の功、知恵と知識を活かして、ココロに余裕を持ちたい。

ほわほわした幸せな時間、かわいいと思える時間を、5分でもいい、毎日味わいたい。

それで、寝かしつけの時間に、1日を振返りながら、ありがとうを言う時間を作りました。

おっぱいをあげながら、キスしながら、

「朝起きるの早かったね。

真っ赤なお洋服が似合っているね。

うんちがいっぱい出たね。

エビカニクスの曲に合わせて踊ったね。

お散歩して、会った人に話しかけられたね。

うんちゃら、かんちゃら……

今日も1日頑張って生きてくれて、ありがとう。

無事に過ごしてくれて、ありがとう。

1日一緒にいてくれて、ありがとう。

ママ幸せだよ。

明日もよろしくね。」

この言葉を唱えていると、

じんわり幸せに包まれて、涙が出てくることがよくある。

日中の殺伐とした気持ち、ムカッとした気持ちも、この数分で何とかチャラになる。

そんな感じで、殺伐としながらも、無事1カ月を乗り切ることができた。

姫よ、産まれてきてくれてありがとう。

とりあえず1カ月無事に生きていてくれてありがとう。

ママもこのカ月、頑張ってお世話してくれてありがとう。

この1カ月、お互いに生き抜いただけで、万々歳だ!

明日もよろしくね。

無事に女の子を出産しました。

テツコハナヤマです。

先週、無事に女の子を出産しました。

およそ3200グラム。母子共に健康です‼

破水して明け方に病院に行き、陣痛が始まってから10時間弱。

初産婦だと1日がかりになることが多いので、

助産師さんからは「スピード安産」と称えられましたが、

お産が急速に進んだせいか、出血がダラダラ続き、予想以上に体力が消耗しました。

新型コロナの影響で、立ち会い出産も面会も一切禁止。

仕方なく産まれたての我が子を、分娩台の上から自分で撮影しました。

産院は出産2日目から夜間も母子同室。

私自身は混合(母乳+ミルク)希望だったのですが

産院側は強引に完全母乳(ミルクはダメ)を押し進め、

授乳がうまくできず、睡眠不足で早々にノイローゼになりました。

今週、退院して実家に帰ってきて、旦那さんや家族と喜びを分かち合い、

一息つく余裕ができて、ようやく子供を授かったという実感をかみしめています。

私のお腹に来てくれた。

そして無事に産まれてきてくれた。

それだけで、本当にありがたいことです。

産まれてきてくれて、ありがとう。

1日無事に生きてくれて、ありがとう。

1日に1回は必ず声に出して、赤ちゃんに伝えています。

このブログで見守って下さった方々に、心よりお礼申し上げます。

 

里帰り1カ月で色んなことがありすぎて…まだ産まれません。

こんにちは。テツコハナヤマです。

現在妊娠38週ですが、赤ちゃんはまだ産まれる気配はありません。

医療体制やサポート体制などを検討し、悩み抜いた末、7月に実家に里帰りして産むことになりました。

が……毒親家庭への里帰り、やはり一筋縄ではいきませんでした。

この1カ月でこんな経過をたどりました。

・実家に帰る直前に呼吸が苦しくなるも、とりやめず何とか出発
・潔癖症のお父さんがコロナで家に引きこもり、まったく外出しない
・そもそも父への嫌悪感が激しく、同じ家に住むのが辛い
・両親が相変わらず不仲。喧嘩、暴言、逆切れに巻き込まれ、喧嘩の仲裁に入る日々
・母が優しい旦那に嫉妬して、爆発しまくり
・実家に居られず、ファミレスを転々とする日々
・妊婦の前でキレてはいけない、機嫌を取らせてはいけないと両親に説明する
・ていうか、キレてるってどういうこと?と父から基本的な質問が飛び出す
・身体が拒絶反応をおこして強張るようになり、ホテルへ退避
・10日間ホテルで独りきりになって癒される
・実家に戻る。両親は反省して優しくなっていた
・パーソナルスペース確保のため、ついたてを購入
・父が視界に入らず、実家で快適に過ごせるように
・産む病院でコロナ院内感染発覚!で動揺中☚今ここ

臨月なので、お腹はパンパン。

ただでさえコロナ渦で先が見通せない中、

メンタル、肉体ともになかなかにシンドイ状況ですが、

心理学を勉強したお陰で、メンタルの切り替えがかなり早くなりました。

昔だったら、パニックになってとっくに自滅して、身体も壊れていたと思います。

困ったら、すみやかに人や仲間に相談して、一人でたこつぼにハマっていないか、客観的に検証するようにしてきました。

支えてくれるママ先輩、仲間たちには、感謝してもしきれません。

適切な助言、さまざまな視点、励ましの言葉を受けて、前向きになれます。

そして、旦那さんは、毎日電話やメールで優しい言葉をかけてくれて、私をサポートしてくれています。

「とにかくリラックスして、心地良く過ごすことを最優先にして」と言ってくれて、ありがたいです。

実家でピリピリしていても、旦那さんとやり取りすると、ココロが温泉に入ったように、ほかほかとほぐれます。彼の癒しのパワーに救われています。

こんな状況で「次、次!」とひとつひとつ乗り越えて、今に至ります。

詳細を下書きに書いているので、ボチボチ公開したいのですが、ブログの更新もしんどいので、余裕が出てきたら…。

ほんと、何とか無事に産めるといいなー。今はそれだけです。

メンターからの卒業。そして今のメンターは…?

先日、久しぶりに昔の仕事の先輩に会う機会があった。

尊敬する上司であり先輩であり、仕事のこと、さらにはプライベートのことなども色々と相談していた人である。

メンターともいえる存在であった。

会社員時代から、かれこれ10年以上の付き合いになるだろうか。

ある分野で、私はその人から大いに薫陶を受けた。

その人から学んだ技術や精神は、今も私の血肉となって、生かされている。

情けない数々の失敗も救ってもらった。お酒もたくさん奢ってもらった!

感謝してもしきれない、大切な恩人だ。

しかし、ここ1、2年で話がかみ合わなくなっているのも感じていた。

特に心理学を勉強するようになり、フリーランスになってから、その傾向が強くなった。

先見の明がある人だと思っていたが、特にポストコロナの話となると、完全に話がかみ合わない。

聞くと、今いる組織はリモートワークなどほとんどやっていないらしい。

現状にしがみつくばかりで、未来の話が出てこないのだ。

ブログやSNSなどについても、否定的な意見ばかり。

話し終わった後は、ちょっと疲れてしまった。

 

今の私のメンターはいったい誰だろう……?

悩んだ時、道に迷った時、この人の考えが聞きたいと思う人は…?

真っ先に思い浮かんだのは、心理学の師匠・根本裕幸氏であった。

私が師匠から学んだことは、カウンセリングや心理学にとどまらない。

時代を先読みする力、変化にチャレンジしていく姿勢、ビジネスの構築力、ホスピタリティー……。

大きな枠組みの中で、仕事観、人生観まで学ばせてもらっていると思っている。

振返ればブログの一読者のころから、

「根本先生なら、なんて答えるだろうか?(どうせ、好きにしろって言うだろうけど)」

とよく考えていたものだ。

今も毎日更新されたブログを読みながら、自分を内観する癖がついている。

 

そうか、私のメンターは、随分前に変っていたのだ!

メンターとは、憧れの人でもあり、自分の目標でもある。

メンターからの卒業は少し寂しい思いもするが、

人生の節目節目で、目標とする人が変わっていくのは、自然な新陳代謝である。

そうして、今はとことん根本イズムを追求しよう。

師匠への尊敬の念と影響力の大きさに気づかされた1日であった。

一時期よく似ていると言われた三浦春馬について

10年ほど前、彼が新幹線のCMに起用された頃、同僚がまず気づいた。

「君、よく見ると、春馬に似てないか?」

「…⁉」

当時は北国の田舎町に住んでいたのだが、新幹線開通を前に、

ローカル線のあちこちで彼のポスターを見かけた。

元々、いいなと思っていた俳優さんであった。

ただのイケメン枠に収まりきらない、品と清らかさと芯を秘めたオーラがあった。

ドラマ「サムライ・ハイスクール」で時代劇が似合うことが分かり、「将来、大河ドラマで活躍しそう」と思っていた。

そんな今をときめく、キラキラした人気イケメン俳優。

突然似ていると言われても、ピンとこなかった。

その後も酒席で、何人かの方から指摘された。

冗談っぽく「似てるけど、親戚?」と聞かれた。
(東京は田舎と違って親戚だらけではありません……)

母からは「我が子ながら、横顔がそっくり」とも言われた。

本物を見た人から、テツコよりはるかに華奢でキレイだった報告も受けた(し、失礼な!!)

当時、ショートカットで男性オーラ全開でバリバリ仕事をしていた私。

なるほど、鼻筋は彼のように通っていないが、目元、口元あたりはよく似ている、かもしれない。

人気芸能人に似ているなんて、ラッキー!

それからは自己紹介のネタとして、お気軽に名前を拝借していた。

 

そんなある日、彼が巻頭を飾っている雑誌を何気なく手に取り、あるページで私は突然フリーズした。

斜めアングルから撮った彼の写真が、鏡を見ているかと思うほど、自分にそっくりだったのだ。

かたや今をときめくスター俳優。かたや田舎であくせく働く、くたびれた社畜系女子。

それが、なぜこんなにも似ていると思ってしまうのか。

何とも言えない、ざわついた気持ちになった。

 

それから、彼のことは、自分の中ではネタとして済まされなくなっていた。

他人事のように思えず、かといってファンを公言するのもはばかられ、

おそるおそる、ひっそりと彼を定点観測してきた。

彼は青春映画の主演俳優として活躍した後、どんどん骨太な役ができるようになっていった。

身体も鍛え、マッチョイムズに走る所が、少々気になっていたが……俳優だし、舞台もやっているし、男の人ってそんなものかなとも思った。

大河ドラマ「おんな城主 直虎」では主人公・直虎のいいなずけ役を好演。

カリスマ性あふれる柴咲コウ、名バイプレイヤー・高橋一生との三角関係を堂々と演じてみせた。

(「直虎」は特に前半が素晴らしく、この3人の名演は、大河史上屈指の美しい三角関係であると思う!)

ミュージカル「キンキーブーツ」のドラッグクイーン役は生で見られなかったが、ニュースの映像を見て、一皮むけたことは容易に想像がついた。

さらに、彼は童貞役のコメディーでも新たな魅力を開花していた。

この頃、彼は顔の骨格も身体つきも、すっかり壮年の男らしくなっていた。

私も眉毛を変えて髪を伸ばしたこともあり、さっぱり似ているとは言われなくなった。

 

最後の定点観測は、7月18日の朝だった。

これは虫の知らせでも何でもなく、

出演する映画の公開を控え、彼をトピックにしたニュースがたまたまネットに上がっていただけだ。
三浦春馬が『コンフィデンスマンJP』で演じるジェシーが魅力的な理由 ダー子との真の関係は?

「いい俳優になったなあ。輪郭がずいぶん角ばってきて、短髪がカッコいい。男ぶりをあげたなあ」

久しぶりに惚れ惚れと彼の画像を見た。そこにもはや、自分の面影を探すことはなかった。

その後、私は昼寝をした。

夕方、目が覚めてから、何気なくニュースを見て、「???」となった。

頭が混乱して、事態がうまく呑み込めなかった。

同姓同名の別の人がいるのかと疑ったくらいだ。

 

それ以降、彼にまつわるニュースを、私は積極的に見ることはできていない。

偶然、ニュースの映像が目に入り、10代後半から20歳そこそこの彼が、一番自分に似ていたな、素直に感じた。

カウンセラーだから色々と分析をすることはできる。

でも、彼について掘り下げることは、今はあまりしたくない。

何だか実感が湧かないことにしておきたい。

「おんな城主 直虎」で主人公が恋焦がれた彼が、陰謀に巻き込まれ、あっさり画面から消えたように。

数々のスクリーンに残る鮮烈なきらめきを、ただ脳裏に残しておきたい。

【セッションご感想】ただ優しく共感されるだけよりも私にはずっと求めているものでした。

30代女性O様よりセッションのご感想をいただきました。

*****
Q.どのような悩みがあって相談しましたか?

A.恋愛がうまくいかない。おかしな道に進んでいる感覚があるのに抜け出せない。

Q.セッションの感想を教えてください。どんな変化、気づきがありましたか?

A.物事をスパっと言い切ってくれるのがなによりよかったです。
「それおかしくないですか?」「普通じゃないですよ!」とか。
ただ優しく共感されるだけよりも私にはずっと求めているものでした。
ハナヤマさんが揺らがずに言ってくださるのでやはりそうなのか!と思えることばかりでした。
もう変な道を自分に通らせなくなりたいなと思いました。

Q.こんなサービスが欲しい、ブログ書いてほしい記事、または改良点等がありましたら、教えて下さい。今後のサービス向上に生かして参ります。

A.ハナヤマさんにあり自分にないなと思ったものなのですが・・・自分の意見・感情に自信を持つこと。の秘訣について書いていただきたいです。

*****

ご感想ありがとうございました。

私がなぜカウンセラーをしているのか。

毒親育ちの方々へ、生育環境やそこから得た価値観について、「それって変じゃない?」と伝えたいからです。

「あなたはもっと大事にされていい。自分からも周囲からも」と切に訴えたいからです。

私はそれを誰からも言ってもらえなかった。誰かに言ってほしかった。

家族親戚も近所の人も教師も、みんな薄々気づきならがも、誰も言ってくれなかった。

だから、家庭内暴力も暴言もモラハラも無視も音信不通も、全部仕方ないし当たり前のことだと受け入れてきた。全部自分が悪いんだと思い込んでいた。

で、最近になって「前から変だと思ってたんだよねー」と周囲の声。

何それ? 見て見ぬふりしてんじゃねーよ(笑) 私の心は壊れて、一度死んだんだよ。

ですから、私のカウンセリングは受容・共感よりも、指摘・気づき、を大事にします。

もしかしたら迷惑、余計なお世話と思われても、あえて言います。数年後、10年後にその言葉が意味を持つかもしれないから。

O様、カウンセラーとして一番大事にしていることを、感想に書いていただき、ありがとうございます。

>自分の意見・感情に自信を持つこと。の秘訣について書いていただきたいです。

たしかに、一体、どうやって自信を持つようになったのだろう……??

あれれ? いつの間にか私、自信を持って生きている!!!

でも、たった2年ほど前、私は自分の意見にも感情にも、常に自信を持てず、人に流されるままに生きていました。

きっと何かきっかけがあったのだと思います。たぶん複数のターニングポイントが。

近々、振り返ってブログに書いてみたいと思います。

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