カウンセラーになるつもりがないのにお弟子になった私が、今もカウンセラーを名乗っている訳。

テツコハナヤマです。

根本師匠が6期のお弟子さんを募集しています。

【ありがとうございました。】【お弟子さん制度】6期の募集を行います!|コンセプト・カリキュラム・日程・料金などのお知らせ

お弟子制度について今日は書こうと思っていて、本当は「潜入ルポ!お弟子講座の実態」を連載で書きたかったのですが、それはまた次回かな。

思いついたままに、お弟子講座について、つづっていこうと思います。

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いま、私は小さなコワーキング&カウンセリングルームをオープンしたばかりなのですが、

実は3年半前に1期のお弟子制度に応募する際に、なんとなく将来のビジョンとして脳裏にあったことでした。

お弟子制度に申し込んだ頃の私はかなりやばかったです。

10年弱すったもんだを繰り返したロックマンとお別れし、2年続けている婚活も上手くいかず、実家の家族とも折り合いが悪く、仕事も辞めることになって無職。家賃もこのまま払い続けられるか分からない。

「孤立無援」とはまさにこのことだな、という状況でした。

当時はもう結婚なんてどうでもいいから、しばらく引きこもるか、海外へ飛ぶか、とにかく現状を打破したい。カウンセラーになんて、別になりたいわけでもない。心理学これだけ学んで、ダメだったら、もうどうにでもなれ!という心境でした。

ただ、そんな状況の中でも、応募フォームは書かなければならず、こんな正直な気持ちは書けないので、格好よく「教育系のカウンセリングをしたい」と書きました。

ただ、まったくの嘘でもありませんでした。私は塾講師をしていた頃から、お母さんたちが受験等の愚痴を気軽に相談する場所があればいいのに、と思っていました。

下町の赤羽あたりに、飲み屋みたいに入れる小さな相談所みたいなのを作ってみたい。

本当にぼんやりとですが、10年、20年先に実現したらいいなあ、と。夢というよりも、本当に何となく、小学生が将来の夢を描くような感じです。

ただ、自分はカウンセラーとか人の話を聞くのは向いてないから、運営者や仕組みを作る裏方になるのかもしれない。将来、そこをやる上での、ご縁ができればいいなと、ぼんやりと考えていました。

実際にお弟子になってから「カウンセラーにならないのに、カウンセラー講座なんて申し込まないでしょ。本当はなりたいんでしょ?」とも何人かに言われました。

ただ、私はだいぶひねくれて、当時は人や組織を信頼するタイプではなかったので、

「カウンセラー講座とかいって、半年間勉強させるけど、そんなに簡単になれるわけないでしょ。ポーズだけなんじゃないの?」

とカウンセラー養成については、割りと冷めた目で見ていました。
(今だから言うけど、すんません!)

お弟子仲間の中でも、カウンセラーになりたいかどうかの温度差は結構あって、分類すると

①すでにプロとしてやっていたり、ある程度勉強している人
②これから学んでガチでカウンセラーになりたい人
③将来的にカウンセリングをやってみたい人
④カウンセラーになるぐらい勉強すれば、人生を立て直せるだろう系の人(根本さんのカウンセリングは滅多に受けられないし高いから、それなら自分で一から学んで、お弟子としてカウンセリングを受けるチャンスも得よう)

という感じで分かれていたように思います。1期に関してはね。2期以降は分からんけど。

私は主に④で、③もあるかな、くらい。

まあ、そんな感じで入ったお弟子講座ですが、

講座数回目くらいで、「なんか自分、カウンセラーになれるかもしれない!?」と思うようになりました。

これは講座自体が相当よくできているためで、お弟子同士でデモセッションをしたり、無料のモニターを募集したり、運営側が上手にステップアップさせてくれます。

さらに、カウンセラーになって活躍している姿を想像するイメージワークやら、ビジョンの作り方。将来のビジネス的な展開の仕方まで。

塾講師の経験から言わせていただけますと、本当によく練られた、親切な講座です。

私の中での一番の転機は、「カウンセラー」というものの、思い込みが外れたことです。

私は、人の話を「うんうん」と共感たっぷりに丁寧に話を聴いてあげるのが、カウンセリングだとずっと思ってきました。世間一般でもそのイメージが強いと思います。

一方、自分は昔から人の話を聞いていると、あれこれビジョンが浮かんできたり、頭がぐるぐる回っていいアイデアが浮かんで笑ってしまったりするので、学生時代も社会人になってからも「人の話を聞けない人」と各所で怒られてきました。

でも、師匠の根本さん自身が「人の話を聞かないカウンセラー」を名乗っているのですよ!?

正直、根本さんはパッとみた感じ、「このオッサン、人の話聞いてるのか?」って疑う人もいるくらい、分かりやすく目に見える共感性はないと思います(笑)

そんな師匠のカウンセリングを見ていて、「あ、これなら私でもできるかも?」といい意味で勘違いすることができました。

師匠のやり方は、パッと見、共感たっぷりではないけれど、ひととおり、話を聞き終わった後に、推理ドラマを見ているように、その人の問題を解き明かしていく鮮やかさ、イメージワークやロールプレイにつなげていく手法。

もう、毎回面白くて、当時の自分の問題が吹っ飛んでしまうくらい、師匠の手法や組み立てを見ているのが、楽しかったです。夏休みにラジコンを分解して、もう一度組み立ててる小学生みたいな気分。

ああ~こんなに面白いなら、カウンセリングやってみたい!

ただ、根本さんのやり方が正解ではないのです。そこは押し付けない。

カウンセリングスタイルは、それこそ、100人いれば100通りある。

カウンセラーに向いている、向いていない、はない。

もしあなたがなりたいなら、あなただけの、あなたなりの、やり方が必ずあるはず。

そのやり方を自分で手探りで見つけていくのも、お弟子制度の中の醍醐味です。

*****

講座中に、私はどうやら「お告げ系」ジャンルではないかと知りました。

なんだかピンとくることがあって、直感的に話すと、それが解決の糸口につながることがある。

初めて言われた時には、「はあ何それ? それってカウンセリングじゃなくて、占いちゃうの?」と思いました。

私は自分でいうのも何ですが理論派で、占いとかあんまり信じる方ではなかったので。

ただ、今では自分の直感的に話すスタイルがしっくりきています。

こんな風に、自分のカウンセリングスタイルを、自分で探して決めていくことができます。

これはたぶん他のカウンセリングスクールにはないやり方だと思います。

型がないからこそ、自由に試してやれる。師匠も弟子の選択を尊重し、応援する。

そんな環境が整っています。生徒それぞれが自立した、地方ののびのびとした学校という感じでしょうか。宿題も課題も強制じゃないし、それこそいろんなイベントや講座がありますが、自由参加のも多いし。

そんな訳で、カウンセラー? 本当になれるの? 自信ないなあ? という方々にもお弟子講座はお勧めです。

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ちなみに、私は海外に飛ぶか迷ったあげく、お弟子制度の途中で結婚して、島に移住しましたが、出産して都内に戻ってきました。

いろいろなライフイベントが重なるのも、お弟子ならではだと思います。

赤羽ではないけれど、下町の舎人ライナー沿いにカウンセリングルームも作りました。

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それもこれも、カウンセリングやライフワークを応援してくれる仲間たちがいるからです。

お弟子講座を卒業後にも、有料、無料のコミュニティーがあり、師匠や仲間たちとはゆるくつながっていられて、いざという時はお互いにサポートし合います。

なんだか、武闘派女子のゆるーい互助会に入ったような印象です。

私のように一匹オオカミも結構いるので、ずっと仲良しこよしではなく、ふらっと来なくなって、またふらっと戻ってくることもできます。

ここに戻ってくれば大丈夫、という安心感があります。

自分らしい人生を生きるための、地盤ができたというか、新しいコミュニティーの住人になったような気分です。

カウンセラーになるならないにとらわれず、自分に居場所がない、新しい世界に飛び込みたい方、ぜひぜひチャレンジしてみてください。

めっちゃ、楽しいし、面白いよー!

テツコハナヤマ

【お悩み相談】家庭環境が原因で生きづらさを抱える人がしなくてはいけない努力に納得できません。

お悩み相談掲示板「ココロノマルシェ」に寄せられた相談に回答しました。

家庭環境や親のせいで生きづらさを抱えているのに、なぜ私が面倒な努力をしないといけないのか。カウンセリング料金は親が支払うべき!それはしごく当然の感情です。実はハナヤマも腹を立てて、カウンセリング料金を親に請求したことがあります。でも、今では少し違う考えを持っています。その背景には、カウンセリングにかかる費用を、生きやすい世界へ行くための「投資」と捉える発想の転換がありました。

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ずっと思っていることがあります。
愛情を感じない家庭で育ったため生きる意欲が弱く、とても生きづらいです。
私は自己肯定感をあげたりなどに取り組まないと生きづらいままでしょうが、どうして苦しんだ私がさらにそんな面倒な努力までしないといけないのでしょうか?
「このために生きてる」というような生きる希望は現状ありません。
皆様のご意見を伺いたいです。

辛くてたまらずカウンセリングを利用したりする料金も相当な金額がかかっています。
社会人ですのでそれを自分のお給料から払っています。
その料金を親に支払ってもらうのが筋なのではと思うようになりました。

本当はこんな相談もしないですむ、カウンセリングのページなど見ることもないような人生を歩みたかったです。

アドバイスをいただきたく宜しくお願いいたします。
(Aさん)
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Aさん、思いを書き込んでくださり、ありがとうございます。

いやー!カウンセラーながら、私と同じ気持ちの人がいる!と思わず声をあげてしまいそうになりました。

かつての自分と、いや現在の自分とも似通った環境におられるなと思い、回答させてもらいました。あくまで、私の個人的な体験談がベースになっておりますので、それを踏まえた上でお聞きください。

カウンセリングの料金って、本当に高いんですよね。一般の感覚で言うと、本当にビビります。それを自分のお給料から出さないといけない……。

私もカウンセリングを受ける時に、「なんでこんな高い金払って、カウンセリングなんて受けるんだ。ちくしょー。人生終わっているなー」と思いながら、いつも銀行口座からお金を引き出していました。

親や家庭環境のせいで、生きづらいのに、なぜ私がこんなに努力をしなければならないのか、いまだに涙が出るほど悔しくなることもあります。はっきり言って、面倒くさいです。なぜ自分がこんなに面倒なことに取り組まなければいけないのか。

平和な家庭で育った人たちは、カウンセリングになんてお金を費やす必要もなく、自分のやりたいこと、好きな事にお金を費やして、幸せに暮らしているのに。なぜ、自分だけがこんな苦労を味わないといけないのか。

本当に悲しいし、悔しいし、やりきれないですよね。

で、カウンセリング料金を親に支払ってもらいたいと思うことについて。

実は私も親にカウンセリング料金を払ってほしいと、請求したことがあります。

だって、親や家庭環境のお陰で、自分はこうなってしまったんだから!自分に責任はない。

だから、払ってほしい、と思う気持ちは、ごくごく自然だと思います。

その恨みを、いつかの段階で親にぶつけてみてはいかがでしょうか?

リアルに直接、訴えてみてもいいのですが、Aさんが望む答えは返ってこないこともあるので、まずはお恨み帳などに書くことや、カウンセラーにサポートしてもらいながら、イメージワークの中の親に対してやってみることをお勧めします。

ちなみに、ハナヤマの体験談ですが、私は親に直接、「カウンセリング料金を払ってほしい」とはっきり言いました。

最初はまったく理解されませんでした。「自分の責任を親になすりつけるな」「大人になって情けない」と罵倒されました。その返答に、とても傷つきました。

私はあきらめの悪い人間なので、なぜ自分がこんなに壊れてしまったのか、5年間両親に言い続けました。今でもたまに言い続けています。

結局、カウンセリング料金は払ってもらえませんでした。

その結果に落ち込むこともありましたが、今では、カウンセリング料金はどうでも良くなりました。(払ってよ!と心の中でたまに爆発することはありますが……)

どうしてかと言うと、カウンセリング料金は無駄なお金ではなく、学校や資格と同じく、自分への「投資」だった。目には見えないけど、自分の血肉となっていると、少しずつ受け止められるようになったからです。

カウンセリングの高額な料金は目の前から消えてしまいます。だから、最初は「こんな高い金払ってまで、受けなきゃいけないのか、ちくしょー」と思っていました。

ただ、カウンセリングが進んで、心に変化が訪れると、カウンセリング料金についても、考え方が変わってきました。

カウンセリングを受けることで、自分の癒しが進み、自己肯定感が上がっていくと、段々と生きやすくなっていくと思います。

周りの環境も変わっていきます。小さい頃から自分が体験したこともないような、優しくやわらかで生きやすい世界。

私は途中から「こんなに人生変わるなら、むしろ安くない?」「今まで知らずに損をした」「カウンセリングに出会えてラッキー」と思うようになりました。

学歴や資格の投資などには数百万円かかることもありますが、カウンセリングはそれに匹敵するくらいの「生きやすさの切符」をくれるツールだと思っています。

だって、パワハラ上司にも合わないし、親から罵倒もされないし、便所飯だったのが、友だちもいっぱいできて、みんな優しくしてくれるし、素敵なパートナーも見つかって、自分の好きなことに自分のお金を使って、人の役にも立てる。こんなに生きやすくて、ありがたい世界に、来られる切符、ツールなんて、そんなにないですよ。

さらに、カウンセリングを受けながら、面倒な努力をしてきたお陰で、今度は周囲の人や世界のことがよく見渡せるようになるのです。

「ああ、この人は何か辛いことがあったから、こんな態度をとるのかな」「この人は今はこうだけど、自己肯定感上がったら、すごくいい感じになるな」「あの人は今は気が立っているから、近づかないでおこう」とか。

私は会社で万年いじめられ、パワハラを受けるコミュ障キャラだったのが、人と上手に距離が取れる面白い人というキャラになり、周囲を積極的にサポートできる人になりました。

カウンセリングをしながら「なぜ面倒な努力をしないといけないのか」と思っていたことが、今では優しさ、強さ、しなやかさ、観察力、包容力となり、世の中を渡っていく上でも、自分のやりたいことをやる上でも、“強力な武器”となっています。

これはカウンセリングを受けて、自分を見つめ続ける面倒な努力をしたからこそ、得られたものだと思うのです。普通の家庭で平和に穏やかにのんびりと育っていたら、こんな才能は得られなかったかもしれない。

そういう意味で、私はカウンセリングを通して、自分自身に投資をして、才能や武器、生きやすさとして回収し、さらにお釣りがくるくらいになっていると、自分自身が納得しています。実際に、人生を通してみると、元手は取れたなあと思います。(現金な話ですが……)

だから、もう少しカウンセリングを続けてみては、いかがでしょうか。

もちろん、カウンセリングを受けることが面倒だったと思う時には、別のことにお金を使ったり、のんびり寝て過ごすことも大事だと思います。そうして、自分で人に話してもいいな、自分の心と向き合いたい、というタイミングが来たらで構いません。

「愛情を感じない家庭で育ったため生きる意欲が弱い」。こんな環境で育ったAさんだからこそ、できる仕事や才能があると思っています。カウンセリングを受けるうちに、何かしかの生きる希望のようなものも、見えてくるのではと推察します。

有料のカウンセリングは、自分への“投資”と考えるのです。10年後にはその投資に勝る才能が開花するかもしれません。まさに有料株券を買う感じです。

もちろん、懐事情はとても大切ですから、無料や低料金のカウンセリングを受ける、自分で本や動画で学ぶ、というスタイルもいいと思います。

根本さんのお弟子さんは無料や低めの料金設定でも、素晴らしいカウンセリングをする方がたくさんいます。(むしろ、なぜこんな値段でやってるの?という方もいます)。そういう方を見つけるのも手かなと思います。

>本当はこんな相談もしないですむ、カウンセリングのページなど見ることもないような人生を歩みたかったです。

分かります、分かります!カウンセリングなんて受けないで、リア充に豊かに生活している人も世の中にはたくさんいますから。

でも、ふっふっふ、もう遅いですよ。知ってしまったのですからね。カウンセリングはAさんときっと縁のある世界だと思うのです。だから、相談することで、前に進みましょうよ。必ず、あの時に相談してよかった!と思う日が来ますからね。

Aさん、グッドラック!

頭の中がグチャグチャな時こそカウンセリングを。吐き出して整理すると、エネルギーが回りだす。

バイク泥棒

こんにちは、テツコハナヤマです。

4月から娘が保育園に入園したものの、コロナの影響などで、ほとんど自宅保育の毎日を送っています。

自営業ですから働けない分、収入がないし、このままだと保育園も退園になる可能性も。

仕事やブログなどでアウトプットする気力もなく、ストレスばかりうず高く積もり、

数日に1回はドカーン、と旦那さんに爆発する日々が続いていました。

こうなると何もかもが嫌になって、スプーンをコテンと落としただけで

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ーーーー、くっそーーー!!!こんにゃろーーー!

と地団駄踏む、かなり危ない人になっておりました。

ま、これでもカウンセラーですからね、ストレス発散の方法や心のメンテナンスの方法は、色々と知っております。

ただ、ここまで追いつめられると、自分の状況を紙に書き出すとか、無理無理。

紙を取り出して、ペンを持って、座るとか、もうそれだで面倒くさい。そんなに何かを丁寧にやる気力なんてない。

10mくらいの坂道ダッシュとか、スマホに録音機能を使って思いのたけを吐き出すとか(後から聴くと面白いよ!)とか、ツイッターに怨嗟を書き連ねるとか、

いろいろ試してみましたが、スッキリしません。

お気に入りの紅茶や入浴剤で日常の中で自分をご機嫌にしましょう~♪ なんて方法もあるけれど、ここまでストレスがたまると、そんなんじゃ解消されません。

そんな中、お弟子仲間のサトヒ先生が、お弟子限定でカウンセリングを募集していることを知り、応募してみました。

彼女も昨年末に出産し、赤ちゃんの育児中。

赤ちゃんを抱っこして、バランスボールでゆらゆらと揺れるサトヒ先生に、カウンセリングをしてもらいました。

で、何を相談したかって、

頭の中がゴチャゴチャしたまま、

「旦那が水筒のパッキンをなくすんです。3回も! なんでなくすの! 意味わかんなくない!」

等々、ひたすら愚痴や脈略のないことを、吐き散らかした感じでした。

で、傾聴上手のサトヒ先生は、愚痴をサクッと受け止めたうえで、

「不完全燃焼感が伝わってくる」

「そんなに我慢する必要はないんじゃない」

「もっとわがままになったら?」

「出産はとても大変ですごいこと。旦那の子供”産んであげた”くらいに思っていい」

と頭の中のゴチャゴチャを交通整理して、すっきりまとめて、解決策を提示してくれました。

さらに後日、カウンセリングをまとめたメールまでご丁寧にいただいたのですが、

「パワーが有り余っているって感じよね~。
そりゃ、今にも盗んだバイクで走りだしたいよね~。」

との表現に、「これな!」と笑いました。

彼女の共感力、ゴチャゴチャを整理してまとめる力、状況や気持ちをうまく言葉にまとめる力は、ずば抜けたものがあると思います。

尾崎豊 15の夜 歌詞つき – YouTube

バイク泥棒

水中バイク
※水中バイクです

 

 

 

で、カウンセリングを受けた後、何がよかったって、

自分の中で停滞していたエネルギーが回り始めたのが分かったんですよね。

エネルギーが回る

川の真ん中に突然、堤防が作られて、ダムのように水がたまってあふれる寸前だったけど、堤防に小さな穴が空いて、ドドドドドーって流れ出した感覚。

あるいは調子が悪くて止まっていた大きな風車。中を掃除して微調整してエイッと押してもらったら、またゴトゴトと回り始めた感覚。後は自然の風でどんどん回る回る、というイメージでしょうか。

この勢いで、カウンセリング活動を再開したり、自分の周りの環境を整えたり、エネルギーをやりたいことに使えるようになってきました。

だから、ここからはステマっぽくなるんですが、

何か停滞感、得体の知れないモヤモヤ感、前に進めない感覚を感じていたら、

カウンセラーに相談してみたら?ってことです。

相談内容なんて、キレイに整理されている必要はありません。

ぐちゃぐちゃなままでいいんです。

事前に相談内容を送ってと言われることは多いですが、ぶっちゃけ、そんなのなくてもカウンセラーは大丈夫です。

思いのたけや愚痴を、脈絡なくカウンセラーに吐き出すだけでも、OK。

話す、とは放つ。アウトプットです。吐き出すだけでも十分に意味があります。

もちろん、ずっと愚痴ばかり、というのではまた停滞してしまいますが、始まりは愚痴やボヤキで全然構わないんです。

もともと持っているエネルギーの大きい武闘派女子たちは、思いのたけを吐き出すだけでも、突破口が開けたりしますよ!

という訳で、週末のカウンセリングのお知らせです。ボチボチ埋まってきております。

コロナ禍で停滞したエネルギーを、外に放出しませんか? きっといいことあるよ♪

★募集中★ガラケー握りしめて電話カウンセリングします企画 (通話料はこちらで負担) 50分5500円(10分延長無料)5/22,23,29,30

お弟子仲間のマミコちゃんが電話カウンセリングや過去記事を紹介してくれました。ありがとう!
周りの人のちょっとした事が気になる…でもそれは思い込みかもよ?!心のクセに気付くカウンセリングはいかがでしょうか?

婚活でそっけなくされても「お腹の調子が悪いのかな」とか都合よく流せる【アダルトチルドレンを卒業して良かったこと①】

アダルトチルドレンを卒業して良かったこと①婚活でそっけなくされても「お腹の調子が悪いのかな」とか都合よく流せる

こんにちは、テツコハナヤマです。

私はものごころついた頃から、生き辛さを抱えていきてきました。

「日常を生きるって、なぜこんなにシンドイんだろう」

「アダルトチルドレン」だと気づいて、色々と本を読み、自分で克服しようとしたものの、

うまくいかず、ついにはプロのカウンセラーに頼ることにしました。

で、今はアダルトチルドレンをほとんど克服し、自分もカウンセラーになりました。

そこで、アダルトチルドレンを卒業してよかったこと。を思いついた時に書いていこうと思いました。

かつての私はいつも他人の顔色をうかがっていました。

そして、相手がそっけない反応をしたり、機嫌悪そうにしていたりをすると、、

「やっぱり、あの人は私のことが嫌いなんだ!」
「やっぱり、私はダメな人間だから、嫌われるんだ!」
「やっぱり、最後には男は皆、私から離れていくんだ!」
「やっぱり、この世界は私に冷たいんだ!」

やっぱり、やっぱり、やっぱり、やっぱり節。

「自分は嫌われていて、この世界は生きにくいもの」という価値観を証明するための、証拠探しをしていたような気がします。

でも、アダルトチルドレンを卒業してからは、解釈がだいぶ変わりました。

だってね、人の気分や感情って、だいぶ波がありますよね。そもそもいつも同じ状態ではありません。

私と話す直前に、上司に怒られたかもしれない、次に嫌なミーティングが入っているのかもしれない、お腹の調子が悪いのかもしれない、はたまた推しが結婚したのかもしれない、、、。

私は高校時代、こんな誤解を招きました。

クラス替え発表の後、生理痛でシクシクとして痛みに耐えながら、廊下を歩いていた時、

友人が向こうから歩いてきました。

「次、同じクラスだね。よろしく♪」と話しかけてくれましたが、

ひどいしかめっ面で、無言で去ることしかできませんでした。

その後、フォローする間もなく、友達は急によそよそしくなり、関係は卒業するまで、悪いままでした。

人の機嫌や気分はいろんなものに左右されます。

だから、目の前の相手の機嫌が悪いのは、たまたまかもしれない。

ま、本当にこいつ気に食わないなあ、とか嫌いだと思われているかもしれないけれど、

その気に食わなさや、嫌い条件も、人は時々によって変わります。

ともかく、人と合わなかったら、

「んー。まあ、タイミングが合わなかったんだなぁ」って

世間一般でいう「ご縁がなかった」と思えるようになりました。

こういう風に思えると、

普段の人間関係はもちろん、これ婚活の時に、相当楽になるんです。

婚活の時に、毒親育ちや、アダルトチルドレンの何が大変かって、

相手と合わない時に、いちいち「私は嫌われる人間なんだ」と絶望してしまうこと。

はい、私もお見合いで80人ぐらいまでこの方法で、「この世は神も仏もない。私は嫌われるだけの存在」とメンタルがぼろ雑巾になりました。

でも、上記の通り、自己肯定感を上げて、アダルトチルドレンを克服していくと、

相手がそっけない反応で、お見合いを切り上げようと、チラチラ時計とか見られても、

「ああ、私にとって、タイミングが合わない人なんだな。次いこう次」

と切り替えられるようになりました。

さらに克服しながら、女性性や自己肯定感が爆上がりすると、「あたしの魅力に気づかないなんて、ふふ、馬鹿なお男ねっ♡」とお姫様や女王様ごっこまでできるようになります。

そもそも、出会う男性から、むげな対応はほとんどされなくなります。

ここまで来ると勇者無双です。

お弟子さん仲間には、このクラスの方がたまにいらっしゃいます。(あ、テツコも1か月くらいそんな時期がありました。瞬間風速的でしたが)

という訳で、アダルトチルドレンを卒業すると、こんないいことがあるよ、というお話でした。

★募集中★ガラケー握りしめて電話カウンセリングします企画 (通話料はこちらで負担) 50分5500円(10分延長無料)5/22,23,29,30

ガラケー握りしめて電話カウンセリングします企画 (通話料はこちらで負担) 50分5500円当日申し込みOK

最近、ガラケーを持っている方、めっきり見かけなくなりましたが、

私、通話し放題のガラケー(古い契約で月2000円くらい)を持っているんです。

私のようなアラフォー世代の方は家の電話の子機やガラケーを握りしめて、友達と何時間も電話した、なんてご経験の方は多いんじゃないかと思います。

布団の中に潜り込んで、真っ暗な中で子機を握りしめて、友達ととりとめのないおしゃべり。本当に楽しかったこと!

あ、ちなみに私、ラジオドラマや声優さんのCDドラマが好きで、中学生のころから布団の中で、ニヤニヤ、ぐふぐふしながら聞いていましたね。

声優さんのBLちっくなCDなんか聞いてしまった日には、、、(以下自粛)

カウンセリングを始めたとき、モニターさんのカウンセリングで
対面、電話、ZOOMとやったんですが、
中でも私、声だけの電話が好きだな、と改めて思ったのです。

姿が見えない分、相手の声のトーンや内容にじっくり集中するので、見えてない分、逆に相手の姿がよく見えてくる、というような不思議な感覚。

それに、電話を通してのコミュニケーションに”温かみ”を感じるんですよね。まあ、これは私が慣れ親しんでいるから、かもしれませんが。

いつか電話カウンセリングしたいなあ、と思いつつ、いつの間にかコロナ禍で、ZOOMが主流に。

電話カウンセリングというのは、あまり目にしなくなってしまった気がします。

カウンセリングを再開するにあたって、やはりZOOMかな、ガラケー解約しようかなと思ったものの、後ろ髪ひかれる思い。

そこで、不便を逆手に取って、ガラケーカウンセリング、いっちょやったるか、と思いました。

ひとまず5月はお試しで数回実施し、その後は日にちを固定して月1回程度でやろうかなと思っています。

【相談内容】
何でも構いません。毒親、婚活、アダルトチルドレン、キャリア、ライフワーク、天職探し、転職の悩み、子育て、教育、コロナ疲れ、自粛疲れ、人寂しい、だれかと何か話したい、等々。

【5月日程】
5/22(土)14:00 15:30 17:00 19:00
5/23(日)10:30 12:00
5/29(土)14:00 15:30 17:00 19:00
5/30(日)10:30 12:00

【値段】
50分:5500円(税込み)10分延長無料

【申し込み方法】
お問い合わせフォームより第2希望までの日時を書いて、お申込み下さい。
振込み先をお伝えし、振込みが確認できましたら、電話番号をお伝えします。
ただし、前日または当日のお申込みの場合は、振込みは終了後で構いません。
急な企画なので、当日の飛び込みさん大歓迎です。
(メール気づかなかったりするので、2時間前ぐらいまでに申し込んで下さいね)

【注意事項】
心療内科や精神科に通院中、投薬治療中の方は、担当医師の了解を得てから、お申込み下さい。
妊娠中、出産後の方は、ご相談下さい。

【ガラケーカウンセリングの流れ】
こちらの電話番号をお伝えしますので、時間になりましたら、携帯電話やご自宅の番号からおかけください。
ワンコールで切って、こちらからかけ直します。

【ご感想】婚約者ができて、いよいよ実家を出ることになりました。

ご無沙汰しています。

パソコンが壊れ、替えるのにおよそ3か月かかり、ブログ更新が滞っておりました。

掲載が大変遅くなってしましましたが、大変うれしいご報告がありました。

******

今週の土曜日に、いよいよ実家を出ることになりました。
婚約者が出来、問題もあるっちゃありますが、これから進む初体験の道を二人で楽しんでいこうと思います。
入籍は少し先になりますが、
子どもも授かれればと思います。

******

ご実家を出る前に撮った写真を送っていただきました。

白い洋服のS様が抱えていたのは真っ赤なバラの花束!

さらにご家族にも花束を渡し、ご家族も満面の笑顔でした。

幸せオーラが伝わってきて、ポ~ッとしてしまいました。

実家を出て、パートナーシップを築くビジョンづくりを、お手伝いさせていただきました。

セッション終了後には長文の感想もいただきました。

「クライアントを応援する情熱の深さは松岡修造並み(ただし暑苦しくない)」「話がまどろっこしくない」【計3回婚活じっくりカウンセリング・モニターご感想】

セッションの後に見えたという、バージンロードの光景。

純白のウェディングドレス姿で粛々と進む姿が、私の目にも浮かび、本当に感動的でした。

人はイメージできることは、心のブロックを丁寧に取り除いていけば、実現します。

S様は努力の方でした。いろいろな方法を試し、人からやった方がいいと言われたことは、コツコツと実践し、自ら道を拓かれました。

その深い愛ゆえに、実家を出ることを長年ためらっていらっしゃいましたが、こうして一歩を踏み出されました。

本当に本当におめでとうございます。涙

お幸せを、心より願っています。

新しい船出、楽しんでくださいね。

ばんざーい!!

★募集中★ガラケー握りしめて電話カウンセリングします企画 (通話料はこちらで負担) 50分5500円(10分延長無料)5/22,23,29,30

震災から10年。これからも空気を読まないカウンセリングをしようと思う。

その場で思い浮かんだことを、空気を読まず、平気で言ってしまう。

良かれ悪かれ、それは私の個性であり、カウンセリングもそのスタイルです。

空気を読まずにズバッと発言する。

それは時として、タブーを破り、物事を思わぬスピードで動かします。

(玉川徹さんが好きなのは、似たようなタイプの人間だからでしょう)

しかし、その人が発言を受け止めきれない時に言ってしまうと、

戸惑わせたり、迷惑がられたり、思わぬ反発を受けたりするものです。

諸刃の剣。

こんな自分の特性を、野暮ったいなあ、格好悪いなあ、と感じ

自分の発言を、目の前の人が受け止められる範囲で、調整できないものか、ずっと考えてきました。

どうしてこんな個性なんだろう?と自問自答し、自己嫌悪に陥ることも。

クライアントさんに自ら考えてもらい、コーチング的にその人の考えやビジョンを引き出せないか。

その場で思い浮かんだビジョンを伝える”お告げ”のスタイルとは対照的に、自ら解決策を考えてもらうNLPを学びながら、私はクライアントさんへの伝え方を模索してきました。

 

そうして昨日、東日本大震災から10年目。

テレビに映る被災地の様子を見て、自分のスタイルの原点を、思い出しました。

私は東北地方に住んでいて、直接は被災しなかったものの、震災後に被災地に入り、1カ月ほど仕事をしておりました。

日常はある日、予想もしない形で突然途切れる。人はある日突然、あっけなく死ぬ。自分も家族も友人も。明日は誰にも分からない。

津波で壊れた家、行方不明の人を探す人々を見て、肌でヒリヒリと感じたものです。

「行ってきます」と家を出た家族に、もう一度、同じ姿で会えるとは限らない。

震災後、わたしの生き方は大きく変わりました。

人に会った時、次にもう一度会えるかは分からない。

だから、話したいと思ったことは後悔のないようにその場で伝えよう。

そういう思いが、常に頭の片隅にあります。

言葉にして伝えれば、その時に意図や背景が伝わらなくても、

5年後、10年後に思い出してもらい、その意味を考えてもらう時が来るかもしれない。

だから、迷惑がられても、時に押し付けだと思われてても、わたしはこれから先も伝えていこう。

自分が素直に思ったことを、その人を良さを、可能性を、ビジョンを。

 

最近ストレングスファインダーの診断を読み返してやっと自覚したのですが、

どうも二手三手先まで物事を想像する癖があるようです。

私としては「みんなこれくらい思いつくんじゃない?」と考えて、細かい説明などすっ飛ばして嬉々として伝えたことが、

人には理解されずに物別れに終わり、数年後になって「やっと分かった」と連絡をいただくことがあります。

プライベートでもしょっちゅう友人を短期的に失います(笑)が、その後連絡が復活して、長続きというケースが多いです。

 

つまり何が言いたいかというと、空気を読まずに発言する。

受け止めきれないことまで、つい伝えてしまう。

そんなカウンセリングスタイルって、わたしの生き方そのもなんだなあ。

 

わたしは、今のままのスタイルでいいのかもしれない。

 

震災から10年の3月11日、そんな気づきを得ました。

 

 

「麒麟がくる」最終回を前に。カウンセラーとして注目していた信長と帰蝶の関係。

1年2カ月、追い続けた大河ドラマ「麒麟がくる」がいよいよ最終回を迎える。

BS放送は見逃してしまったので(18時からだと思っていたら、最終回なので15分前倒しになっていた!トホホ)

20時からの地上波放送に向けて、待機している。

今日は終日忙しかったが、頭の中は「キリン」が駆け巡っていた。

キリンレモン、キリンビール、キリンのおもちゃ。何を見ても、キリン、キリン。

車に乗ってもテーマソングが頭の中を駆け巡り、登場人物たちの姿がチラついた。

織田信長と明智光秀という歴史上でも一番好きな題材を池端俊策という大好きな脚本が描く。

放送が始める前から私はこの大河ドラマをとても楽しみにしていた。

初回放送では確かな手ごたえを感じていた。
「麒麟がくる」第1話つぶやき。麒麟というテーマが格好いい。最新知見を取り入れた正統派大河ドラマ。

正直、放送中盤は中だるみ感があって、見るのをやめようかと思った。

信長上洛までなかなかたどり着かず、このまま続けても終わらないんじゃないの?と不信感を抱いたことも何度もあった。

しかし、その度に「池端御大が、きっとなんとかしてくれるはず」と思い直し、視聴を続けてきた。

その通り、最終回に向けて、終盤は尻上がりに面白くなり、盛り上がりをみせている。

朝廷黒幕説、秀吉黒幕説、家康黒幕説、四国討伐のいざこざ説、パワハラ怨恨説、もはやどの説が来てもおかしくない。

また、この一週間、「物語は意外な結末」などと最終回にまつわるニュースが流れている。

コロナ禍の撮影延期などで、まとまり切らない部分もあるのだろう。

ただ、どんな結末を迎えても、私はこの物語を受け止めようと思っている。

唯一惜しまれるのが、川口春奈演じる信長の妻・帰蝶の登場の少なさだ。

彼女は降板した沢尻エリカのピンチヒッターながら、この役をのびのびと演じ、見事に自分のものとした。

私は当初、この物語のきわめて心理学的な要素に着目していた。

それは、ロックマン(辛い経験により心を閉ざした男性)である信長を、帰蝶と光秀が親代わりとなって「育て直し」をするという、設定だ。

私のカウンセラーの師匠・根本氏は、ロックマンな男性と安定的なパートナーシップを築くには、女性がその男性を育て直すような行為が必要であると説いている。

「麒麟がくる」はそんなロックマンを育て直す過程が、1年を通して見られる稀有なドラマになるのではないか、と期待していた。

さらに、このドラマの面白いところは、帰蝶が母親の代わりになるだけではなく、光秀が父親代わりとなるという設定だ。

帰蝶が心の安全基地となり、光秀が将来のビジョンを示し、コーチのように導く。

そうやって2人が母親から愛されず心が少年のまま止まっていた信長を育て、尾張のいち武将にとどまらず天下を目指す武将に育てあげる、というからくりだ。

光秀が信長を要所で導くシーン(まるでコーチング!)は随所にちりばめられていた。

しかし、新型コロナで撮影が中断した影響なのか、川口春香の出演シーンは激減し、信長と帰蝶の関係はほとんど描かれなかった。

つまり残念ながら、帰蝶が信長を育て直す過程は、ほとんど見られなかったのだ。

そんな中でも、川口春奈は出演シーンが少ない中で、その間に何があったのか視聴者に豊かに想像させるような、演技を見せたのだ。

女王として母として信長をリードし、女性としての魅力にあふれながら、信長との関係に大変苦労した様子が垣間見られたのである。

目を患った帰蝶が、日の光を眩しがる演技は、秀逸だった。

父の道三が光秀に示した大きな国という光。

その光に向けて突き進んだ信長と光秀の関係が、今や破綻しようとしている。

物語の核たるシーンを憂いを帯びながら、見事に演じてみせた。あっぱれである。

最終回でも川口春奈がどんな演技を見せてくれるのか、そして信長と光秀の関係がどんな風に終止符を打つのか、カウンセラーとしても、楽しみだ。

あきらめるな!全力で立ち向かえ!⇐【お悩み相談】42歳女性です。既婚者に騙されて中絶しました。

ココロノマルシェに届いたお悩み相談に回答しました。

あきらめるな! 全力で立ち向かえ!(要約)

【42歳女性です。既婚者に騙されて中絶しました(ななさん)】

1年前婚活アプリサイトで出会った人と、相手からのアプローチで交際することとなり、半年間ほど付き合いました。
こちらは年齢のこともあり、早い段階での子供も結婚も希望していることも伝えた上でのお付き合いでした。

それまでもお付き合いしてきた人はずっといましたが、結婚を決断するまでの勇気がでず、この年齢まで未婚でした。
そんな中で、何でも話し相談でき、私の今までの人生すべてを肯定してくれ、心から安心感と充足感を与えてくれる人と出会い、この人となら結婚して子供が欲しいと心から思えていました。相手も慎重な私を変えるほど、私への気持ちや思いを熱心に伝え行動する人でした。

半年ほど経った時に妊娠が判明し、戸惑いながらも喜んで伝えたところ、堕胎して欲しいと言われそのまま音信不通、携帯も解約され行方がわからなくなりました。
介護のため両親と同居していると伝えられていたため自宅もわからず、音信不通の3週間、絶望とショックでなにも食べれず眠れませんでした。

その後、公衆電話から堕胎したかの確認の電話があり、そこで初めて配偶者も子供もいることを知らされました。
その後の対応も会話も、自己保身のためだけの酷いもので、今でも心に深く傷が刻まれています。

堕胎手術の後、再度連絡手段を断たれた私は、怒りと絶望とで日常生活を送ることもままならない状況でした。

半年たった今、守りきれなかった命をどうしても迎えにいきたい一心で、なんとか卵子凍結を行い、力を振り絞って弁護士に依頼し身元を追い慰謝料請求をしているところです。

ただ、どうしても人を信じる心、人の好意を受け取るということ、信頼し合い家族を築くということがこの先すぐにできるとは到底思えず、毎日苦しんでいます。何年も経てばきっと回復するだろうことはわかっていますが、42という年齢で子供を授かるチャンスはもうほとんどありません。心では嫌でも無理矢理にでも外に出て、信じ合える人と出会い、家族を築くという今の私には不可能にも思えることをこの1-2年でしない限り、子供のいない人生を受け入れるしかないということです。

ここでそれを受け入れてしまうと、相手を一生死ぬまで憎むと思います。そんな人生にしたくないために、卵子凍結や慰謝料請求をしたのですが、婚活をすること自体が苦しくてたまりません。どうすれば限られた時間で、人を憎む心を手放し、感情を取り戻し、人を信じて、受け入れれるようになるでしょうか。

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ななさん、こんにちは。

この相談文を読んで、あなたに言葉を届けたいと思い、初めてマルシェに回答しました。

筆舌に尽くしがたいご経験、本当に辛かったと思います。

そして、壮絶な経験の中、力を振り絞って、よくぞ生きていて下さいました。

私のはらわたは煮えくり返っております。ブチ切れております。

音信不通になったその男性に対して。

子供を授かる年齢は限られているというのに、いったい何てことをしてくれたのだ!

必殺仕事人となって”天誅”を加えたいくらいです。冗談ではなく。

カウンセラーとしては、「まずは休んで。自分に時間がかかることを許してあげて」

と言いたい所ですが、

おそらく、今のななさんには中途半端な言葉はいらないと思うのです。

だから、あえてスパルタで回答します。

5年後、10年後のあなたが後悔しないように、

ここから人生を逆転する方法を50通り、いや100通り考えましょう。

信じ合える人と出会い、家族を築く手段を

守り切れなかった命、赤ちゃんを迎えにいくための手段を

世界中から片っ端から探しましょう。

>どうすれば限られた時間で、人を憎む心を手放し、感情を取り戻し、人を信じて、受け入れれるようになるでしょうか。

とにかく、まずは怒りを解放する方法を探しましょう!

その男性を見つけ出して、言葉で怒りをぶつけるのがてっとり早いと思います。

ただ、言葉だけではすまないほど、怒りが解放されてしまうかもしれません。

そうなると、ななさんご自身の今後の人生にとって、よくありません。

ですから、ここはカウンセラーに手伝って怒りを解放していくのが良いと思います。

「向き合うワーク」というものがあります。

イメージの中でその男性に対して、言いたいことや怒りをぶつけるのです。

イメージと侮らないで下さい。これはリアルでやるのと同じような心への効果があります。

また、実際に会って話す際の予行練習にもなります。

自分で怒りを解放するやり方としては、

新聞紙をまるめて叩きながら、

恨みの言葉を吐き出すのも有効だと個人的に思います。

あるいはお恨み帳に呪いの言葉を書き連ねて、火をつけて燃やすとか。

とにかく、いろいろなカウンセラーのブログを読むなどして、自分に合った怒りを吐き出す方法を片っ端から試してみましょう。

そうして怒りを解放しながらも、自分をケアすることを忘れないで。

お風呂や温泉につかりながら、毎日自分を抱きしめてあげてください。

ぬくもりを伝えてあげてください。

さすりながら、丁寧に丁寧に、自分に言葉をかけてあげてください。

※私も婚活中にやっていました。
炭酸泉で意識と無意識の狭間へ。6歳の泣いている自分と対峙する。

>ただ、どうしても人を信じる心、人の好意を受け取るということ、信頼し合い家族を築くということがこの先すぐにできるとは到底思えず、毎日苦しんでいます。

ななさんは、これだけの目に遭っても、あきらめていないじゃないですか。

「信じ合える人と出会い、家族を築く」ということを。「子供を授かる」ということを。

だから、どんなに苦しくても続けているんでしょ。婚活を。

これは本当に本当にすごいことです。オリンピック選手並みの底力です。

だから、まずは信じてあげてください。人は信じられなくても、自分自身の力強さを。

無様で泥臭いかもしれないけれど、あきらめずに奔走し続ける自分自身を。

これだけの目に遭っても、望みを捨てずに進み続ける自分自身を。

そして、これだけの目に遭ったななさんには、

人の痛みや悲しみが分かるんです。苦しみが分かるんです。絶望が分かるんです。

そんな人こそ、人を癒す温かい家庭が築ける。

私はそう確信しています。

絶望を乗り越えた先には、同じような痛みを癒してきた人と、引き合うようになります。

出会う人の精神的なレベルが格段に変わってきます。

私がそうでした。

この先、素晴らしい出会いが待っています。一生涯大事にしてくれる人と巡り合います。

あなたにふさわしい男性はこの世界に確実に存在します。

だから、とにかく自分を信じて、

結婚と子供を授かることに、とことんコミットし続けましょう。

あらゆる人に頼りましょう。

家族知人友人同僚カウンセラー、片っ端から助けを乞いましょう。出会いを求めましょう。

今は食事に行きづらいご時世ですから、電話やオンラインで話を聞いてもらいましょう。

根本さんのお弟子さんに片っ端からあたるのもいいかもしれない。

駆け出しとはいえ、とにかく優秀な方ばかりです。さまざまな知見、武器をさずけてくれるでしょう。

>婚活をすること自体が苦しくてたまりません。

時間がないのは百も承知ですが、私はいったん婚活を休むことをお勧めします。

最低でも1カ月、できたら数カ月は休んだ方がいいと思います。

このまま怒りを抱えたまま、出会いを探し求めても、

お相手に怒りが潜在的に伝わって、余計敬遠されてしまいます。

いくら平然を装っても、男性不信の女性を、男性は直感的に察知します。

まずは休んで、怒りを解放して、いったん心を落ち着けてから、

再開した方が上手くいく確率が高まるでしょう。

これは本気で子供を望むならば、長期的に見て、時間を大切にすることにつながります。

再開後はアプリではなく、結婚相談所に登録しましょう。

IBJなど複数の端末が使える相談所がいいと思います。

結婚や子供を持つことへの覚悟が決まった男性が大勢登録しています。

既婚男性につかまる心配もありません。

 

できることを、まずはとことんやりましょう。

とことんやったその先に、

新たな道やライフワークが見つかるかもしれません。

それが見えてくるまでは、全力であらゆる手段を試しましょう。

 

最後に大河ドラマ『真田丸』の真田幸村の言葉を贈ります。

私が大好きな言葉です。

 

 

「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」

 

 

子育てをしながら在宅ワークする才能。お弟子仲間と話して。

【子育てをしながら在宅ワークする才能。お弟子仲間と話して。】

前回 働きたくても働けない。フリーランス保活難民まっしぐら。

ちょうどフリーランスの先輩と話す機会があった。

1期お弟子仲間の黒江香さん。セクシャリティや女性性を扱うカウンセラー。

コロナ禍で帰省をやめて、家にこもりっぱなしの中、元旦から話し相手となってくれた。

ありがたい。

フリーランスを始めてから、同業者だからか、彼女を意識し、尊敬するようになった。

それは彼女の実行力の速さだ。

彼女は非常に腰が軽い。

自分で何かアイデアを思いついたら、他人の目を気にせず、すぐに動く。

分からなかったら、すぐに人に聞く。

聞いたことは、何でも試してみる。

やると決めたらブレない。マイペースにひたすら続ける。

いったいどうやって子育てしながら、仕事をしていたのだろう。

彼女も当初は保育所に子供を預けられず、旦那様の帰宅が遅いため、ワンオペ育児をしていたそうだ。

そこで一時預かりをしてくれる保育所を見つけて、少しずつ仕事を再開したとのこと。

あとは、日常でのほんのちょっとした工夫だ。

子供を相手に講師業の練習をしてみたり、早く寝かしつける工夫をしてみたり。

自分自身が煮詰まらないように、家の中で少しでも子供と楽しく過ごす工夫をすること。

色々と聞いてみると、ちょっとした日常生活の中の工夫がわんさかと出てくる。

「すごいねー!」

思わず口をついた。

彼女は「そういわれてみると、生活の中で楽しみを見つけることは得意だけど…」

とピンときていない様子。

後々聞いたら、彼女はこの「すごい」を受け止められなかったという。

自己肯定感の問題もあるかもしれないが、

これが”才能”というものだと思った。

自分ではごくごく当たり前にできてしまうこと。

自分ではたいして「すごい」とは思わないこと。

で、他人に与えると感謝されること。

彼女は日常を楽しみながら、子育てを楽しみながら、仕事をする術を知っている。

最近の彼女のSNSの投稿は、キラキラしている。

手料理や家に飾ったお花、子供との他愛ないやり取りなど、日常に身近な投稿が多くなったことが関係していると思う。

とてもいいエネルギーを感じる。

日常に楽しみを見出す、彼女の才能が伝わってくるからだろう。

さてと、私は家事育児をしながら、在宅で仕事ができるだろうか……。