こんにちは。テツコハナヤマです。
昨夏のブログ「全国の自立系武闘派女子に告ぐ!武闘派女子が好きな男性は一定数存在する!家族には同類がいるの法則。だいたい母か姉。」には予想以上の反響がありました。
仲間内ではそんな男性が「タンポポ男子」と呼ばれ、「確保方法を知りたい」「どこで入手できるのか?」「生息テリトリーは何処?」という声が寄せられました。
一方で「タンポポ男子なぞ本当にいるのか?」「見たことがない!」「都市伝説か!(嘘です)」というご意見もいただきました。
ええ、ええ、本当にいるんです。一定数、確実にいます。
私は婚活の後半、モラハラ・ロックマンから一転、そういう徳の高い温厚な男性とばかりマッチングするようになって、本当に戸惑いました。
同じ東京に住んでいるのに、別の国にやってきたっけ?というくらい、出会う人たちの質がまるで180度変わってしまったのです。
「ええーっ?男の人が、なんで、こんなに、どうして、優しいの????(……何か裏があるのか!?)」
ほとんど見返りも求めず、人をサポートすることに喜びを見出す、献身的な男性たち。
以前はモラハラ、パワハラ男性、女性の足を引っ張る男性としかマッチングしませんでしたから。
そもそも、男性は女性の役に立ちたい、支えてあげたいと思っている生き物です。
助けてあげる対象はか弱い、助けやすい女性に限りません。そういう女性が好きな男性もいますけど。
自分より強くて賢くて頑張る女性、一見面倒に思える自立系武闘派女子に密かに憧れ、支えてあげたいと思っている男性も、存在するのです。(ま、そんなに多くはないかもしれませんが)
漫画『ベルサイユのばら』のアンドレ(男装の麗人・オスカルを長年かけて落とした平民男性)のような男性。
少女漫画の世界じゃなくて、本当にいるんですよ、そんな男性が。
それでは、自立系武闘派女子を献身的に支えてくれるタンポポ男子を確保する方法について、ざっくりと解説しようと思います。(そのうち、余裕があれば、シリーズで詳細解説したいです)
①あなたを応援してくれるタンポポ男子を具体的にイメージできるか?
人は意識しているものしか目に入りません。
「そんな男性いる訳がねえ!」という人の目には見えません。
でも、いると思えば、いるんです。この世に存在するようになります。
ですから、まずは「私がまだ見たことないだけで、いるのかもしれない」と思ってみることから始めましょう。
妄想でもいいので、「こういう風に支えてもらいたい」「こんな風に大切にされたい」という、自分にとってとことん都合の良い優しい男性をイメージしてみる。
あるいは、知人や周囲で、男性がパートナーを優しく支えているカップルを探してみるのもいいかもしれません。
ネットの掲示板には、「旦那が優しすぎる」スレなんかもあって、旦那がどれだけ優しいか、大好きか自慢をしている人たちもいます。「こいつら、マジ腹立つわ」「リア充〇ね!」とちゃぶ台ひっくり返したい衝動にかられながら、掲示板を覗いてみるのもいいでしょう。
ハナヤマのブログを読むのもお勧めしますよ(笑)タンポポ男子で武闘派女子好きの旦那様の生態をちょこちょこ書いていますので。
②そもそも男性に大切に扱ってもらう訓練を積んでいるか?
実家でお父さんに大事に育てられた女子はともかく、運悪くダメンズ親父や毒親家庭に当たった場合、男性から健全に大切されるということが、そもそも分からないことがあります。
男性に大切にしてもらうイメージがわかないという人は、まずは自分を自分で大切にするレッスンから始めましょう。
その次に、コンビニの店員さんでも、同僚でも、友人でもいいので、身近な男性にちょっと優しくされるという経験を積み重ねていきましょう。(笑顔で商品を渡してくれた、など男性からの身近な親切を受け取っていく)
③武闘派女子に気後れしているタンポポ男子の元へ行って、自分を助けさせてあげているか?「待つの!じゃない。自分から降りていけ!」
タンポポ男子は武闘派女子に憧れていても、「自分には高嶺の花」「相手にされない」と思っているので、自己アピールせず、遠巻きに「すごいなー」と見ていることがほとんど。
そういう男性は、だいたいは武闘派女子の視界にすら入らず、この世に存在しないことになっています。もしくは、微力ながらあなたの役に立とうと近くに控えているのに、タンポポはあなたの足下で無残にも踏みつけられているかもしれません。
タンポポ男子と武闘派女子では戦闘力が1:1000くらいの差があるので、日々戦場に生きている女性にとって奴らの存在は敵の数にも入りません。だから、最初は見えないと思いますが、彼らの微力な電波を頑張ってキャッチしてみましょう(笑)!
そうそう、「ベルばら」のアンドレも漫画では初期の頃はテキトーな描かれ方で、目立たないキャラクターでした。(その後、目に星が増えて、どんどんいい男に描写されていく)
タンポポ男子がこの世にどうやら存在するらしい、と思えるようになった後に改めて目を凝らしてみると、「もしかして?」と思う候補者たちが少しずつ視界に入ってくるでしょう。(ここでマインドが整っていれば、頑張らずとも自然と出会ったり、マッチングしたりします)
そんなタンポポ男子候補を見つけたら、自ら野に降りていってタンポポに近づいてみるのです。あるいは、踏みつけていないか、そおっと足下の地面を見てみるのです。
そうして彼らに、荷物を持つなり、仕事のちょっとした手伝いを頼むなり、相談事を持ちかけるなり、自分からちょっと何かを頼んでみるといいでしょう。
「自分でも彼女の役に立つんだ」と気づくと、持ち前のサポート能力を発揮し、彼らはあなたにどんどん貢献してくれるようになります。あなたの気が向いたら食事に行ってみたり、何なら試しにお付き合いしてみるといいでしょう。
正直、刺激には乏しいです。激しい恋にはなりません。定期的にちゃんと連絡が来るし、音信不通にならないし、あなたに多く払わせようとしないし、浮気もしないし。キスやセックスも、最初はあまり上手くないかも。
一方で、包容力と誠実さは抜群です。あなたに夢やライフワークがあれば、全力で後方から応援してくれるでしょう。
居場所を求めて彷徨い続けてきたあなたに、心のやすらぎと安全を提供する、ありがたくも尊い存在。
そうして、この人たちは平時は目立たないのですが、ピンチの時こそ真の強さを発揮します。シャッターを降ろしたり、逃げ出したりせず、真正面から問題と向き合い、具体的に行動してくれます。美辞麗句ではなく、シンプルな言葉と地道な行動の積み重ねが、人を勇気づけることを知っています。
何かトラブルが起きた時に、彼の真の素晴らしさに気づき、「私にはこの人しかいない!」と手放せなくなるでしょう。
④タンポポ男子から愛される許可が自分に降りているか?
ここが、最後の関門ですね。例えタンポポ男子を発見し、お付き合いに至ったとしても、彼らのような優しい男性に「愛される許可」が自分に降りているか?
これは思考ではなく、感覚的な問題なので、なかなか説明しにくいところです。
罪悪感や家族問題、インナーチャイルド、など色んなことが絡んできます。
とっかかりとしては、インナーチャイルドやイメージワークで、自分が優しく愛される、大事にされるイメージを少しずつ育んでいくといいと思います。この辺は、本で読んで頭で分かって理解するというレベルではなく、体感的な感覚的な分野からアプロ―チすることをお勧めします。プロのカウンセラーに手助けしてもらった方がいいかもしれません。
ちなみに私は温泉などで瞑想中に「包容力のある優しい男性抱きしめられ、大切にされている」イメージが浮かぶようになりました。そのイメージに身を委ねて、愛される許可を自分自身に少しずつ浸透させていきました。
それでも、結婚直前には本当にこういう男性に愛されていいのか、怖くなって、カウンセラーに相談し、背中を押してもらったことがありました。
最後は誰かの力を借りて、「私は愛される!えいやっー」と身を委ねて(サレンダー)、腹をくくる(コミット)勇気が必要かもしれません。
***
ここまで読んでくれたあなたに、漫画『ベルサイユのばら』より、アンドレと結ばれる直前のオスカル隊長の言葉を捧げます。
血にはやり武力にたけることだけが男らしさではない
心やさしくあたたかい男性こそが真に男らしい
たよるにたる男性なのだということに気づくとき
たいていの女はもうすでに年老いてしまっていると
よかった……すぐそばにいてわたしをささえてくれる
やさしいまなざしに気づくのがおそすぎなくて……
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現場からは以上です!
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