【子育てをしながら在宅ワークする才能。お弟子仲間と話して。】
前回 働きたくても働けない。フリーランス保活難民まっしぐら。
ちょうどフリーランスの先輩と話す機会があった。
1期お弟子仲間の黒江香さん。セクシャリティや女性性を扱うカウンセラー。
コロナ禍で帰省をやめて、家にこもりっぱなしの中、元旦から話し相手となってくれた。
ありがたい。
フリーランスを始めてから、同業者だからか、彼女を意識し、尊敬するようになった。
それは彼女の実行力の速さだ。
彼女は非常に腰が軽い。
自分で何かアイデアを思いついたら、他人の目を気にせず、すぐに動く。
分からなかったら、すぐに人に聞く。
聞いたことは、何でも試してみる。
やると決めたらブレない。マイペースにひたすら続ける。
いったいどうやって子育てしながら、仕事をしていたのだろう。
彼女も当初は保育所に子供を預けられず、旦那様の帰宅が遅いため、ワンオペ育児をしていたそうだ。
そこで一時預かりをしてくれる保育所を見つけて、少しずつ仕事を再開したとのこと。
あとは、日常でのほんのちょっとした工夫だ。
子供を相手に講師業の練習をしてみたり、早く寝かしつける工夫をしてみたり。
自分自身が煮詰まらないように、家の中で少しでも子供と楽しく過ごす工夫をすること。
色々と聞いてみると、ちょっとした日常生活の中の工夫がわんさかと出てくる。
「すごいねー!」
思わず口をついた。
彼女は「そういわれてみると、生活の中で楽しみを見つけることは得意だけど…」
とピンときていない様子。
後々聞いたら、彼女はこの「すごい」を受け止められなかったという。
自己肯定感の問題もあるかもしれないが、
これが”才能”というものだと思った。
自分ではごくごく当たり前にできてしまうこと。
自分ではたいして「すごい」とは思わないこと。
で、他人に与えると感謝されること。
彼女は日常を楽しみながら、子育てを楽しみながら、仕事をする術を知っている。
最近の彼女のSNSの投稿は、キラキラしている。
手料理や家に飾ったお花、子供との他愛ないやり取りなど、日常に身近な投稿が多くなったことが関係していると思う。
とてもいいエネルギーを感じる。
日常に楽しみを見出す、彼女の才能が伝わってくるからだろう。
さてと、私は家事育児をしながら、在宅で仕事ができるだろうか……。