【働きたくても働けない。フリーランス保活難民まっしぐら。】
困ったことになった。
働けない。働きたくても、働きようがない。
妊娠して出産して子育てして、フリーランスとしての仕事は結局できていない。
働きたいのだが、働けない。
子供の預け先がないのである。
自営だと点数が低くて保育所に入れない。だから働けない。だから保育所に入れない。
ああ、、、無限ループ。
制度のひずみにハマってしまった感がある。
自営・フリーランスになって分かったこと、それは乳飲み子を育てるにはあまりにも不利だということだ。
この国の制度は今、共働き正社員を前提にできている。
役所に相談したら、「お子さんが寝ている間に仕事できますね」と言われて門前払いとなった。
悲しいことだが、いまの日本は正社員でない人が子育てするには著しく不利である。
せっかく会社というしがらみから離れて、好きに仕事できると思ったのに!
実家も遠い、ベビーシッターもいない。
田舎暮らしは自然に囲まれていて楽しいが、乳飲み子を育てるにはデメリットが多い。
育休も産休もない。ひたすら無収入が続くということは、「お金のブロック」が強い私には、正直とても心臓に悪い。
好きな仕事をして稼いでいるということは、私のアイデンティティの一部であった。
お金が稼げない。あまりに張り合いのない生活。
旦那さんの稼ぎをあてにするしかないのだ。
あなた行ってらっしゃい。私たちのために頑張ってきて♡
と見送るということだ。
「逃げ恥」のように、家事育児労働代を旦那さんに請求したいが、
旦那さんの稼ぎで支払うことは難しい。
自立を手放せということなのか。
育児に価値を見出して、ひたすら集中しろということなのか。
専業主婦道を極めよということなのか。
2021年、私は何者になるのだろうか。