突然の武装解除!?女性性が開花したらリアル少女漫画の世界。これ以上戦えません!

前回までの流れ
山が動いた。

思い返すと、常に戦ってきた人生でした。

家の中ではオカンとオトンがいつもバトルしていて、

飛び交うフランパンとかビール瓶とか自転車をよけるだけで精一杯。(実話です。笑)

山に登っても、男の人より思いザックを背負い、

20代のころは男ばかりの職場で、男性と競い、張り合い、なぎ倒してきました。

男の人は、競争相手にしか見えませんでした。

それは、家族でも友人でも恋人でも変わらなかったのです。

好きな言葉は、努力、友情、勝利、仁義、人情!

 

ところが、結婚が決まった翌朝、自分が変になってしまいました。

彼の隣で寝ていると、包まれるように幸せで、

街中を歩いていても、身体がふわふわして浮いているみたい。

まるでじゅうたんを素足で歩いているみたいに、足取り軽やか。

そして、温泉にゆっくり浸かった後のように、身体がホワッと温かく、トロトロとほぐれている。

恋をした時の高揚感とも違う感覚。

世界のすべてが、やさしく、やわらかく見える。

人があったかい。店員さんも、すれ違う見知らぬ人まで、やさしそう。

カップや椅子、テーブルなど、身の回りの物まで、私を守ってくれるかのよう!だから、繊細にそっと扱う。

春のポカポカした日差しの下で、お花畑にいるような、メルヘンチックな感じ。

野花を見て、思わず「綺麗に咲いててくれて、ありがとう♪」って話しかけたくなるような。

おまけに、スッピンでカフェの隅でグデッとしていたら、ナンパされてしまう始末。

 

なんだこりゃ。ナニコレ!?

明らかに、今までの自分とキャラ違うぞ!

ままままさか! これが噂の女性性開花ってヤツ?

これがサレンダー?

 

それから、行動まで、まるで変わってしまったのです。

今まではエスカレーターにわれ先に乗り込んでいたのが、

隣の人がぶつかってきて追い抜かれても、ま、いっか。

レストランの注文、間違えられたけど、ま、いっか。

仕事、上手く回んなかったけど、ま、いっか。

人が無意識の競争を仕掛けてきても

「ああ~すごいですね~私なんざ、とてもかないませんよ」

と本気でサラッと言って、ふわっとかわせる。

そう、突然、強制的に武装解除されてしまったような感覚。

丸腰だから戦えないし、そもそも戦う理由が見つからない。

そして、困ったことに、創作意欲までそがれてしまった?

血沸き肉躍る、刀の刃を喉元につきつけるような、ヒリヒリした緊張感が戻らない。

孤高の剣士ではなく、丸腰のか弱い町娘。

「きゃー!助けてっ」と男の人を呼んで、ただただ頼るしかない。

 

ナニコレ?

幸せになれるのは、分かるんだけど、

これが果たして自分らしいのか?

ううん、全然自分らしくない。

戦っていない人生なんて、つまらない。

願わくば、リアル少女漫画ごっこをやってるだけで、ありますように。

でも、戦う気が起きないよ~。

盾の下にひっそりと隠れていたいよ~。

私、どうなっちゃうんだろう……!?

 

困って根本先生のブログを探したら、同様の記事を発見!!
自立系武闘派女子が武器を手放したら女性性が解放されて弱くなったように感じる件。

やっぱり、この浮わついた感覚、女性性の解放なのか。

え、でも、これが私の正体なの?

今まで、自分の本質を隠して生きてきたってこと?

だとしたら、私の生き方、どんどん変わっていくのかなあ…

 

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テツコハナヤマ
毒親育ちが、ロックマンしか愛せず音信不通に苦しむ日々を卒業し、誠実な癒し系の旦那様と結婚。コロナ禍で出産し、産後クライシスに荒ぶりながらも「毒親育ちが居場所を見つけて、ライフワークと家族と生きる」日々を発信中。根本裕幸氏のお弟子さん1期。 詳しいプロフィールはこちら。