大河ファンとして、沢尻エリカの帰蝶(濃姫)が見られない悲しみ
こんにちは。小学校の自由研究で「大河ドラマすごろく」を作って、担任をドン引きさせたテツコハナヤマです。
来年の大河ドラマ「麒麟がくる」で、信長の妻・帰蝶(きちょう、濃姫)役の沢尻エリカの降板に伴い、
川口春奈が代役として決まったという。
出演シーンを撮り直し、ドラマは2週間遅れでスタートするという。
大河ドラマが年明け早々から始まらない。これは本当に異例の展開だ。
大河ファンのハナヤマにとっては、正月あるいは正月明けに、日曜午後8時きっかりに初回を見守るのが恒例行事となっている。
この作業を行わないと、どうも落ち着かない。
私にとって、1年の計は、大河ドラマの出来不出来にあるといっても過言ではないのだ。
だから2週間遅れの放送と聞いて、ちょっと間が抜けてしまった気分でもある。
まあ、撮り直しするのだから、致し方なし。
ところで、ほとんど話題になっていなかった「麒麟がくる」が民放でもさかんに取り上げられている。
沢尻エリカの降板劇は、不幸中の幸い、番宣としてはかなりの効果があったと見ている。
さて、代役の川口春奈。ベテランではなく若手の抜擢。
「なるほど」「この手があったか!」と感心した。
確かに、勝気で華やかな帰蝶のイメージにふさわしい。実にしっくりくる。
24歳と沢尻と比べて若く、時代劇未経験だそうだが、役とともに成長していってくれるだろう。
各メディアでは代役候補の名が色々と上がっていた。
満島ひかり、蒼井優、貫地谷しほり、広末涼子……
なるほど、皆さん素晴らしい女優さん。ドラマや映画で一度は帰蝶(濃姫)を演じてほしい方々ばかりだ。
ただ、大河ドラマとなると、回を追うにつれて、役が出来上がっていく様を見る喜びがある。
個人的には、完成度が高い人よりも、エネルギーがあり、伸びしろのある役者にそそられる。
そういう意味では、川口春奈という役者はエネルギーも伸びしろも十分に感じられる。
むしろ予想がつかないからこそ、「どう演じてくれるんだろう?」とわくわくする。
大河ドラマというのは、若手俳優の怖いもの知らずの勢いで、とんでもない作品が出来上がってしまうことがある。
本人にとっては棚ぼた、思ってもいないチャンスだと思うが、臆さずにのびのびと演じてほしい。