「ライターなら、ブログ書くの簡単でしょ?」
周りの方から、結構言われます。
まあねっ!と前髪をかきあげて、さわやかに自慢したい所ですが、
いえいえいえいえ……。
人から発注された、見本のある文章なら、作れるんです。
文体や体裁の見本があるので、決まったテンプレートに落とし込んでいけばいいわけです。
人からの期待に応える。むしろ期待以上のクオリティーを出す。そういうのは、大得意。
だけど、「自分で思いっきり好きなことを書いていいよ!」って言われた途端、分からなくなっちゃう。
発注がないと作れない。アーティストというよりも、私はクリエイターなのかもしれません。
一から自由に作るよりも、制限の中で、自分らしさを発揮するタイプ。
むしろ制限がある中で、上手くこなしながらも、自分のカラーを最大限どう出そうかと考えると、燃えてきます。
これは、アダルトチルドレンならではの”強み”なのかもしれません。周囲の環境にとことん合わせながらも、自分らしい生き方を必死で模索してきましたので。
「自分のことを書いているのに、どこか客観的」。こんな指摘もされました。
はい。私の文章は、よくも悪くも、客観的でどこか他人事。
人からどう見られるか常に考えながら、文章を書いてしまいます。
取材している時も、のめり込んでいる自分の他に、遠くから観察している自分がいます。
熱しすぎず、冷め過ぎず、常に温度感を調整する。職業病、思考の癖でしょうか。
10年前は型にはまらないとライターになれない時代でした。
でも、今では誰もがライターになれます。型にとらわれず、自由に自己表現して情報発信できる時代が来たのです。
お弟子さんの仲間たちは、武闘派女子らしく、情熱的で弁が立ち、自分で自分を語る「ことば」を持っています。
素晴らしいです。とても力強いです。詩人タイプの方も結構います。原石ゴロゴロ、才能の塊のような方々ばかり。
お弟子さん制度の他の人のブログを見ていると、自分の思うままに自由に文章を書いている人たちがとてもうらやましいです。
そういうみんなと比べると、私は型にはまってばかり。
私は私の文体が分からない……。
ああ、これが根本先生がカウンセラーブログで指摘していた、嫉妬と競争心というヤツでしょうか。
『もしあなたが価値を受け取っていないのであれば嫉妬や攻撃がそれを教えてくれるでしょう』
嫉妬や競争心が私の中に、生まれているのかぁ~。
その原因は、自分の価値を受け取っていないってこと!?
うーん、なんかまだモヤモヤしますが、頭の片隅で常に意識しようと思います。
☆☆☆☆☆
私は根本先生のブログや文章が大好きです。っていうか先生本人以上に作家、書き手としての才能に惚れ込んでいるのかも。
(もちろん、先生も先生のセミナーも大好きです!)
だから、知らず知らずのうちに、根本先生の文体をまねていると感じる時もあります。
1日数回、ブログ愛読している影響は、思っている以上に大きいようです。
ま、でも、今はそれでいっかー。
まずは「マネする」ことから、スタートしよう。
そうするうちに、自分のカラーがにじみ出てくるのかなと思います。
ブログはよくお酒を飲みながら書いています。
お酒を飲むと言語野がやられると言われているけど、私はお酒を飲みながら思考をゆるめてブログを書くと、色んなブロックが外れるみたい。
今もハッピーアワーで昼シャンしながら、ブログを書いています。
(廃人……ではなく、ヨーロッパ人みたいにオシャレだと言って!)
このブログは人生実験ブログと銘打っています。
酒を飲んでも飲まなくても、自分に正直に、いろんなチャレンジをしていくつもりです。