こんにちは、テツコハナヤマです。
昨日、「褒め言葉が気持ち悪かった私のビフォー・アフター カウンセリングで考え方が180度変わった。」という記事を書きました。
ビフォー・アスターすげー!と反響もいただきました。まあねっ!
それで、改めてどんな所で褒められるを練習して、自分の変化を感じたのだっけ?と思い出してみました。
いきなり、家族や友人の前で褒め言葉を笑顔で受け取るのも、恥ずかしいですよね。
「お前、キャラ違くない?」って言われるのも嫌だし。
それで、私が試したのは、エキナカやデパートのアパレルショップ、服屋さんでした。
ファッションにうとい私は、3年前に婚活を始めた時、デートに着ていく服がありませんでした。
自分にどんな服が似合うのかも、よく分からず、面倒くさがりながらも、渋々アパレルショップに行くようになりました。
そこで、ショップ店員さんたちが話しかけてくるのですが、コミュ障な私にとっては、それもまた面倒でした。
そもそも、最先端のオシャレ女性と話すだけで、とても気おくれしましたし、
当時は「服ぐらい、黙って買わせろよー!」って思って、
ひたすら話しかけないでオーラを出していました。
しかも、ショップ店員さんってやたらと褒めてくれますよね。
「スタイルがいいので、お客様にお似合いですぅー」なんて。
お世辞率も高いので、失礼ながら、初めは気持ち悪かったのです。
ただ、やっぱり向こうはプロです。
最初は当たり触りのないことを言っていても、真剣に似合う物を選ぼうと頑張ってると、
向こうもプロとしてのアドバイスをくれます。こちらの魅力を全力で探してくれます。色々とコーディネートも提案してくれます。
初対面で相手から話しかけてもらえる機会って、大人になると、なかなかないと思うんです。
しかも、雑談せず、服選びという、いきなり本題に切り込める!
一期一会であとくされもない。
しかも、買いたくなければ、買わなくていいから、お金もかからない。
それに気づいてから、段々とショップ店員さんと話すのが楽しくなってきました。
初めは近寄られるだけで、拒絶反応を起こしていましたが、今では私の魅力や似合う物を教えてくれる「先生」です。
店内でやり取りするのに慣れてきて、もし気に入った服があったら、試着してみるといいと思います。
そして、できるならば、「どうですか?」って感想を聞いてみる。
ここで重要なのは、試着した自分を見せる勇気です。
もちろん向こうは「お似合いです」などと褒めてくれます。勇気を出したのだから、その褒め言葉をしっかり受け取る。そして、今すぐ買いたくないな、と思ったら「ちょっと検討します」と断る。
好意を示してくれた人に断る勇気までセットで体験できるのが、アパレル店トレーニングのいい所です。
いい人をやめたい人にもお薦めです。
そうして、月に1回、週に1回でも、アパレル店巡りをしていると、定点観測になるので、自分自身の変化にも気づきます。
私の場合、「モデルさんのような雰囲気なので、ハイエンド系の大胆な服がお似合いです」と言われも、
「まあ、いけしゃあしゃあと嘘が付けるなあ。立て板に水だなあ」と初めは思っていました。
でも、今では彼女たちの提案がよく分かります。
私はもともと地味で安い服が大好きで、今でもユニクロ・しまむら愛好者です。
ただ、背が高いので、モード系の派手な服が確かに映えるのです。(パーソナルカラー:ウィンター)
だから、彼女たちのアドバイスに従って、ここぞという時に自分を上手にコーディネートできるようになってきました。
褒められる長所、すなわち自分の魅力が受け取れるようになってきたのでしょうね。
ま、普段地味なので、「へ?なんでそんな派手な格好しているの?」のたまに言われますが、
「大人には色々と事情があるのだよ、ワトソン君」とか何とか、よく分からん返しができるようになりました。
てなわけで、アパレルショップ巡りは、
褒め言葉を受け取る練習+人から見られる練習+断る練習+自分のブランディングにつながる、というお話でした。