結婚は博打である。馬券を買ったら、腹をくくって楽しもう!

「結婚とは何か?」

結婚できなかった頃の私は、いろんな人や友人に聞いてまわりました。

そんな中、仲の良い友人の

「結婚は博打」

という言葉が一番しっくり来ました。

☆☆☆

彼女は30歳になった時、突然サクッと結婚しました。

相手のことが、そこまで好きな訳ではないけれど、年齢も年齢だから決めたのだという。

しばらくたってから「結婚してよかった?」と聞いたら

「子供が産まれから、夫がどんどん頼もしくなって、結果的にはよかったと思う」

とのこと。はて、結果的にとは?

「結婚は博打だよ。

付き合っている間に、その人のすべてを知ることはできない。

だから、ある程度まで相手を知ったら、『えいやっ』と身を投じるしかないよ。

どんなに合うと思った人でも、結婚して合わないこともある。

だから、私は『この人にかけてみよう』と思ったの

私が結婚してよかったと思うのも、

”かけ”に挑んで、運よく成功したからだよ。

負けていたら、さっさと離婚して、次の旦那を探していたね」

☆☆☆

衝撃的な言葉でした。

結婚って”かけ”なのか。

自分の両親も含めて、その辺を公園を歩いている夫婦も、

いま結婚している人たちは、

みんな腹をくくって、結婚という”かけ”に挑んだんだ。

ためにし母に聞いてみると

「私もそうだよ。1、2年して上手くいかなかったら、別れようかなって気持ちだったねぇ」

ええええ?

「まあ、子供ができてしまったので、後はズルズル……」

うーん、そんな気軽なノリだったのか。

(その後、この人はモラハラ父に洗脳され、別れられなくなりましたが。笑)

☆☆☆

でも、ちょっと待って下さい。

「人生で博打なんて怖くてできない」と慎重なあなた。

そう、半年前のテツコハナヤマさん!!

あたりさわりのない言い訳をして、人生の博打を避けていませんか。

博打を避けるのには、理由があるのです。

結婚、離婚、転職……人生の博打に挑むには、ある程度の自己肯定感が必要だからです。

自己肯定感が低い状態では、丸腰同然。

自ら人生の博打を打とうとも思えません。

 

ある程度高い自己肯定感とは、

「私が選んだ選択だから、大丈夫、上手くいく。

それに、もし上手くいかなくても、何となる!

人生万事、塞翁が馬!」

大根のように土にどっしりと刺さって、ドーンと構える姿勢。

誰かに依存せず、自分で自分の価値を認めて励まし、なぐさめる力とも言えます。

根本師匠のいう「自分軸」の状態でもありますね。

 

家族にずっぷり依存されて、癒着されてきたアダルトチルドレンは慢性的な「他人軸」

自己肯定感が低く、常に正解を探し求め、失敗、間違い、否定されることを極度に恐れます。

博打をやるのも、「それは人に言われたから」(「親が結婚しろとうるさいから」etc)

そして、負けたら、「お前、あなたが悪いから」。

自分の選択の責任を引き受ける

積極的な博打はなかなかできないと思います。

 

癒着・依存を減らして、自己肯定感を高めて、

「他人軸」→「自分軸」へ。

そうして初めて、人生の博打に積極的に挑めるのだと思います。

☆☆☆

 

私の旦那さまは、穴馬券だと思っています。

女性から見ると、少々ドンくさいです。

ただ、生き方は超イケメン。

私の見つけた秘蔵っ子。

この人とどんな人生を送れるか楽しみと思って、

馬券を買いました。

ひょっとしたら万馬券に化けるかも!?

応援しがいも育てがいもあるし、楽しみだなあ(*^-^*)

でも、最終コーナー曲がったら、案外伸びなかったりして…

まあ、ダメだったとしても

かけに身を投じた自分の勇気を称賛して、ネタにして(笑)

生きていこうかなって思っています。

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テツコハナヤマ
毒親育ちが、ロックマンしか愛せず音信不通に苦しむ日々を卒業し、誠実な癒し系の旦那様と結婚。コロナ禍で出産し、産後クライシスに荒ぶりながらも「毒親育ちが居場所を見つけて、ライフワークと家族と生きる」日々を発信中。根本裕幸氏のお弟子さん1期。 詳しいプロフィールはこちら。