「結婚とは何か?」
結婚できなかった頃の私は、いろんな人や友人に聞いてまわりました。
そんな中、仲の良い友人の
「結婚は博打」
という言葉が一番しっくり来ました。
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彼女は30歳になった時、突然サクッと結婚しました。
相手のことが、そこまで好きな訳ではないけれど、年齢も年齢だから決めたのだという。
しばらくたってから「結婚してよかった?」と聞いたら
「子供が産まれから、夫がどんどん頼もしくなって、結果的にはよかったと思う」
とのこと。はて、結果的にとは?
「結婚は博打だよ。
付き合っている間に、その人のすべてを知ることはできない。
だから、ある程度まで相手を知ったら、『えいやっ』と身を投じるしかないよ。
どんなに合うと思った人でも、結婚して合わないこともある。
だから、私は『この人にかけてみよう』と思ったの。
私が結婚してよかったと思うのも、
”かけ”に挑んで、運よく成功したからだよ。
負けていたら、さっさと離婚して、次の旦那を探していたね」
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衝撃的な言葉でした。
結婚って”かけ”なのか。
自分の両親も含めて、その辺を公園を歩いている夫婦も、
いま結婚している人たちは、
みんな腹をくくって、結婚という”かけ”に挑んだんだ。
ためにし母に聞いてみると
「私もそうだよ。1、2年して上手くいかなかったら、別れようかなって気持ちだったねぇ」
ええええ?
「まあ、子供ができてしまったので、後はズルズル……」
うーん、そんな気軽なノリだったのか。
(その後、この人はモラハラ父に洗脳され、別れられなくなりましたが。笑)
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でも、ちょっと待って下さい。
「人生で博打なんて怖くてできない」と慎重なあなた。
そう、半年前のテツコハナヤマさん!!
あたりさわりのない言い訳をして、人生の博打を避けていませんか。
博打を避けるのには、理由があるのです。
結婚、離婚、転職……人生の博打に挑むには、ある程度の自己肯定感が必要だからです。
自己肯定感が低い状態では、丸腰同然。
自ら人生の博打を打とうとも思えません。
ある程度高い自己肯定感とは、
「私が選んだ選択だから、大丈夫、上手くいく。
それに、もし上手くいかなくても、何となる!
人生万事、塞翁が馬!」
大根のように土にどっしりと刺さって、ドーンと構える姿勢。
誰かに依存せず、自分で自分の価値を認めて励まし、なぐさめる力とも言えます。
根本師匠のいう「自分軸」の状態でもありますね。
家族にずっぷり依存されて、癒着されてきたアダルトチルドレンは慢性的な「他人軸」。
自己肯定感が低く、常に正解を探し求め、失敗、間違い、否定されることを極度に恐れます。
博打をやるのも、「それは人に言われたから」(「親が結婚しろとうるさいから」etc)
そして、負けたら、「お前、あなたが悪いから」。
自分の選択の責任を引き受ける
積極的な博打はなかなかできないと思います。
癒着・依存を減らして、自己肯定感を高めて、
「他人軸」→「自分軸」へ。
そうして初めて、人生の博打に積極的に挑めるのだと思います。
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私の旦那さまは、穴馬券だと思っています。
女性から見ると、少々ドンくさいです。
ただ、生き方は超イケメン。
私の見つけた秘蔵っ子。
この人とどんな人生を送れるか楽しみと思って、
馬券を買いました。
ひょっとしたら万馬券に化けるかも!?
応援しがいも育てがいもあるし、楽しみだなあ(*^-^*)
でも、最終コーナー曲がったら、案外伸びなかったりして…
まあ、ダメだったとしても
かけに身を投じた自分の勇気を称賛して、ネタにして(笑)
生きていこうかなって思っています。