怒りの蓋が開くと、「怒り⇔無気力」を繰り返しながら、本来の自分に還っていく。ハナヤマの体験談。

「激おこぷんぷんまる」ってまだ使われているんでしょうか…?

テツコハナヤマです。

私の元へは「怒り」の対処法ついての、相談がちょこちょこ来ます。

カウンセラーというと、穏やかな人を思い浮かべると思うのですが、私自身が「毒親への怒り」を原動力として、カウンセラーをしているので、

クライアントさんも自覚しているかはともかく、怒っている方が多いです。

先日も怒りと無気力が交錯して、どうしたらいいか分からないというご相談がありました。
セッションご感想「やる気が起きないのも、怒りが湧き出てくる期間も、すべては順調と実感」
★★★

実は私も昨年まで、この「怒り」と「無気力」にめちゃくちゃ振り回されきたからなんです。

ここ3年ほどは、こんな感じでした。

怒りの蓋が外れる
⇒友人や同僚など(心の距離が遠い人)にイライラ、怒る、言いたいことを言う
⇒怒りが身内や家族(心の距離が近い人)へ向かう
⇒ラスボス・親への怒りマックス
⇒無気力
⇒怒りと無気力が交互に襲ってくる
⇒だんだん怒りが減ってくる
⇒無気力の期間が長くなる、ボーッとすることが続く
⇒無気力な自分が嫌になって、何かをしようとあがく
⇒けれど、なかなかやる気がおきない
⇒そんな自分を否定して、ますますドツボにはまる
⇒ついには面倒になって無気力な自分を受け入れる
⇒無気力、ボーッとすることに慣れてくる。
⇒こんな自分でもいいかと思える
⇒ボーッとすることが心地よくなってくる
⇒人生の夏休みだとか言って、開き直り始める
⇒堂々とボーッとする
⇒ほんの少しずつエネルギーがたまってくる
⇒少しずつ身近なことに前向きに取り組めるようになる
⇒生活リズムが戻りはじめる。朝起きられるようになる
⇒でも、また生活リズムが崩れて、自己嫌悪に陥る
⇒それでも少しずつリズムが整い始める
⇒仕事など手間のかかることができるようになってくる
⇒メリハリのある日常が戻ってくる
⇒以前ほどやる気はないけれど、そんな自分も悪くないかと思う

怒りが解放された時には、親を刺すんじゃないかってぐらい暴力的になって、自分でも怖かったです。

実際殴りかかったこともあり、相手の胸ぐらつかむくらいのことは何度もやっているので、毒親との直接対決というのは、ちょっと危ないのかもしれないと思っています。

(心理学を学びはじめた頃なので、「安心安全な方法で怒りを出す」と自己暗示をかけて、暴力を抑えていました)

怒りマックスの後には、何もエネルギーが出てこない無気力状態がやってきました。

その後、怒りと無気力が交互に出て、やがて無気力状態がしばらく続くようになりました。

お弟子さん制度の時は、怒りと無気力の振り幅が激しすぎる時で、講座に行く気が起きないこともあり、いつも遅刻していましたからねえ。

怒り⇔無気力行ったり来たりは、これまで体験したことないぐらいの振れ幅で、自分でも「初体験♡」な衝撃を受けました。

感情とはコントロールするものであり、実際コントロールできていた自分にとって、ここまで「アンコントローラブル」な自分は初めてでしたからね。

最初は無気力を何とかしようとあがきましたが、どうにもできません。

それで無気力な自分を散々否定してみましたが、それも辛すぎる日々。

もはや「こうなっちゃうのも仕方ないよね」と受け止めることで、自分を切り替えるしかありませんでした。

これだけの強い感情を今まで抑えてきたんだ!そりゃ病むよね、疲れるよね、人生大変なことになるよねー。

何かを無理にやろうとせず、自分で自分を受容することしか、対処方法はないと思います。

幸い、旦那さんもそんな私を温かく見守ってくれました。

今も以前のマックス値のやる気は戻っておらず、島の海辺で、ボーッとしていることが多いです。

やる気が出ない自分、ボーッとしている自分を、やっと肯定できるようになってきました。

海辺でボーッとしていると、むくむくと新たな自分が産まれつつある、予感がしています。

★★★

怒りがスコーンと出てきた人はいいですが、なかなか怒りが出てこないという方もいるでしょう。

怒りをどうやって出したらいいか分からないという方もいるでしょう。そこで、

「お恨み帳はハードルが高い?自分にあった怒りの出し方を見つけよう(仮)」

で怒りの出し方について、近日中に書いてみようと思います。

5月末までZOOMまたは電話セッション募集★自粛応援キャンペーン1日1枠限定★休業中の方は1回無料

アバター画像
テツコハナヤマ
毒親育ちが、ロックマンしか愛せず音信不通に苦しむ日々を卒業し、誠実な癒し系の旦那様と結婚。コロナ禍で出産し、産後クライシスに荒ぶりながらも「毒親育ちが居場所を見つけて、ライフワークと家族と生きる」日々を発信中。根本裕幸氏のお弟子さん1期。 詳しいプロフィールはこちら。