婚活をしていると、絶望に突き落とされることがあります。
アダルトチルドレンなら、なおさら。
人から必要とされない、好かれない、愛されない、こんなに苦しい地獄はありません。
私もそうでした。どれだけ人生に絶望し、神の沈黙を恨んだか。こんな世界消えてなくなれと思ったか。
なぜ、こんなに頑張って生きている私を、世界は助けてくれないの?認めてくれないの?
いつか誰かが、あるいは神様が助けてくれる。そう思って生きてきたのは、間違いだったの?
私は昨年まで、何をやっても、常に虚無感が付きまとっていました。
よかったこと、できたことの全てが心のブラックホールに吸い込まれてしまう。
だから、何をやっても積みあがっていかない。学歴も職歴も資格も。成功しても自己肯定感が上がるどころか、どんどん虚無感に食い尽くされてしまうのです。
恋焦がれたロックマンに連絡を絶たれた矢先、自分の最もやりたかった仕事が来たのに、私の心はそれをやることにOKを出せませんでした。心にムチ打って、無理やり引き受けたけれど、まったく手をつけられず、寝たきり。失恋と重なり、本当にのたうち回って、死ぬところでした。
仕事も愛も失敗。家庭も築けない。子供もいない。そんな自分に何の価値があるのかと。当時はどん底でした。
いろんな宗教書を読み漁りました。どんな神様でもいい、私をどうか救って、助けて、と思った。
でも、私の場合はタイミングが合わなかったのか、神様たちは助けてくれなかった。家族も救ってくれなかった。
だから、自分で自分を救うしかない。そう分かった瞬間、私は私自身でこの世界を根底から変えてやろうと決めたんです。
私を否定し続けた今までの神=両親、を世界から追放しました。
そして実家に討ち入り(論破)に行ってしまったのです。かなり手荒なマネをしました。
(危害を加えないと自己暗示をかけてから行きました。頭に血がのぼっても、水をぶっかける程度で済みました)
そうでもしないと、自分が壊れてしまった所でした。
あっさり言えば、遅れてきた反抗期。ただ、一歩間違えば事件です。こうして家族の間の事件って起こるんだとゾッとしました。
どれだけ人生に絶望したか、そしてどれだけ心の底から神を世界を恨んだか。
そして、破壊しつくした後、世界をこの手で再構築しようとしたか。
そう、世界はすべて投影だとしたら、私の心のイメージのまま、世界は動く。
私を中心に、この世界を一から作り上げる。新たなる秩序と価値観をそこに設定して。
だから、私はとことんわがままです。私は生意気です。やりたいことしかやりません。
人から何て言われようとかまわない。
これが私の人生なんだから。
こう考えるようになってから、世界は大きく変わり始めました。
自分のイメージのままに、自分を基軸として、世界が再構築され始めたのです。
あなたを絶望させているのは、誰ですか?
その虚無感、誰に押し付けられたのでしょう?
自分を否定し消してしまう前に、自分の立っている世界を、まずは疑ってみて下さい。
本当に、これが私の生きる世界なの?
そして、その世界を心から呪ってやりましょう。
「こんな人生、私じゃない! こんな世界消えてなくなれ!」
そう思えた瞬間、あなたは新たなスタートラインに立てるのだと思います。